インハンド
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インハンド
ジャンル
医療ミステリー
漫画:ネメシスの杖
作者朱戸アオ
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
レーベルアフタヌーンKC
発表号2013年3月号 - 8月号
発表期間2013年1月25日 - 6月25日
巻数全1巻
漫画:インハンド 紐倉博士とまじめな右腕
作者朱戸アオ
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
レーベルアフタヌーンKC
発表号2016年5月号 - 7月号
発表期間2016年3月25日 - 5月25日
巻数全1巻
漫画:インハンド
作者朱戸アオ
出版社講談社
掲載誌イブニング
レーベルイブニングKC
発表号2018年22号 - 2020年24号
発表期間2018年10月23日 - 2020年11月24日
巻数全5巻
ドラマ
原作朱戸アオ
脚本吉田康弘、田辺茂範、福田哲平
演出平野俊一、岡本伸吾、青山貴洋
音楽得田真裕
製作TBSスパークルTBS
放送局TBS系列
放送期間2019年4月12日 - 6月21日
話数全11話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『インハンド』は、朱戸アオによる日本医療漫画[1]。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2013年3月号から8月号まで連載された『ネメシスの杖』を第一作とし、『インハンド 紐倉博士とまじめな右腕』のタイトルで2016年5月号から7月号まで短期集中連載された後、『イブニング』(同社刊)にて、2018年22号(2018年10月23日発売)から2020年24号まで連載された[1][2]。右手が義手になっている寄生虫専門の科学者が助手と女性官僚とともに、誰もが驚く科学的な方法で難事件を解決していく医療ミステリー[3]

テレビドラマ化され、2019年4月12日から6月21日までTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された[4]。主演は山下智久
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この節の加筆が望まれています。

ペルセポネの痘(あばた)編
第1 - 5話都内で天然痘らしき病気に感染した患者が多発。感染者12名、死者2名の惨事となる。牧野に依頼された紐倉は、感染者が宿泊していたホテルの防犯映像でこれがバイオテロである証拠を掴む。同時に検体の調査によってウイルスの正体がオルフウイルスであると聞いた紐倉は、彼のところに依頼されたバイオセキュリティ・レビュー依頼の中に同じオルフウイルスを用いた論文があるのを発見、著者の永井清知が最有力容疑者となる。永井は行方不明となっており、ウイルスも研究室から持ち去られていた。紐倉と高家は永井の自宅に行き、そこで犯人らしき男と遭遇するも逃げられてしまう。紐倉はホテルの宿泊者リストと論文の査読者リストから、査読者の一人である二階練介の家族がホテルに宿泊していた事に気付き、無差別に見せかけた計画殺人を疑う。牧野は二階を容疑者として手配する。手配された事に気付いた二階は逃走するが、紐倉は二階が真のターゲットである妻の元に行くと考えて先回りし、高家と共に二階を逮捕。事件は収束するのだった。
キマイラの血編
第6 - 12話とある大学の駅伝選手が死亡した。選手のヘマトクリット値が増加していた事からドーピングの副作用による死亡であると判断され、選手が通っていた深谷スポーツクリニックに家宅捜索が入る。押収された深谷の顧客リストから国民栄誉賞候補であるマラソン選手の野桐にもドーピング疑惑が出てしまったため、牧野は紐倉に調査を依頼する。紐倉と高家はWADAの調査を偽り、野桐の各種サンプルを入手する。野桐の検体からは何も出てこなかったが、線虫を光らせる実験の失敗から紐倉は野桐の造血細胞に秘密があることに気付き、野桐は遺伝子ドーピングを行っていると推測する。検査の結果、予想通りエリスロポエチン受容体遺伝子に変質を発見し、それが自然のものかを確認するため野桐の実家を調査。結果、野桐のドーピングの証拠はなかったが、同時に遺伝子操作の失敗により彼が急性骨髄性白血病になっている事を知り、東京国際マラソンを棄権するよう説得する。野桐は出場をやめなかったが、途中で体調を崩して結果的に棄権、治療のため入院すると、病室で15年ぶりのラーメンに舌鼓を打つのだった。
セレナの馬編
第13話 -外務大臣の源田創子に脅迫状が届いた。他人に自殺を感染させられるというその脅迫主は、源田の娘が通う大学の同級生を自殺させたのがその証拠だという。
登場人物
主要人物
紐倉 哲(ひもくら てつ)
『インハンド』『まじめな右腕』の主人公。『ネメシスの杖』では主人公・阿里の協力者として登場する。右腕が
義手科学者コスタリカで虫刺されに苦しんでいるが背中をこすりつけていた木の成分を元に開発したかゆみ止めの薬で莫大な資産を築き、神奈川県箱根の潰れた植物園を買い取って研究所としている。専門は寄生虫だが、医学に留まらない様々な分野に精通した知識を持つ。自分が興味を惹かれない案件には関わろうとしないが、一端関わると法や倫理を無視する行動を平気で取る。右腕を失った経緯は不明だが、『ネメシスの杖』の時点では義手になって間もない様子が描かれている。ドラマ版では、「黙れ、愚か者」(これをいわれるのはほとんど高家である)、「あいにく僕は天才だ。天才に、不可能はない。」が口癖。第2話で渉から「おじさん」と呼ばれた時は「お兄さん」ではなく「博士だ」と訂正した。第1話冒頭で、帰国時にひょんなことからパスポートを失効されてしまい、元々外務省に所属していた牧野から、10年パスポートを発行してもらうためにいやいや協力していたが、第5話で自分の過去と向き合い、第6話から彼女が所属する内閣官房管轄の架空の部署「サイエンス・メディカル対策室」(「S・M対策室」)のアドバイザーになる。最終回エピローグで約束が果たされた。
高家 春馬(たかいえ はるま)
紐倉の助手。『まじめな右腕』から登場。かつては医者として活動していたが、紐倉と出会った時点では辞めて塾講師をしていた。いとこの花森明鈴が亡くなった事件において紐倉と関わり、助手となった。ドラマ版では大学病院の救命医として紐倉と出会い、行き当たりばったりで江里口の復讐を止め、倉井の悪事を暴くが解雇されてしまう。再就職も難しく路頭に迷っている所を紐倉に助手として拾われる。医者として腕を磨いて「国境なき医師団」に入団するのが夢で、最終回エピローグでそれが叶い研究所を出る。
牧野 巴(まきの ともえ)
外務省より出向している内閣情報調査室健康危機管理部門(ドラマ版では『S・M対策室』)に所属する女性官僚。紐倉をアドバイザーとしており、彼に様々な依頼を持ってくる。ドラマ版では亡き研究者の夫・橘との間に娘の美香をもうけている(牧野は旧姓通称)。
雪村 潤月(ゆきむら うづき)
紐倉研究所のコック募集を見てやってきた未成年の少女。静岡県横走出身。住み込みで働きだす。作者の前連載『リウーを待ちながら』の登場人物で、多剤耐性型ペストにより母親を亡くし自身も罹患した過去を持つ。
ペルセポネの痘編
永井 清知(ながい きよかず)
「オルフウイルスを用いたシカ不妊ワクチン」の論文著者。紐倉にバイオセキュリティ・レビューを依頼する。研究室には二週間の海外家族旅行と連絡していたが、実際は二階によってウイルスを奪われ、家族を人質にとられて自身もウイルスに感染させられて監禁されていた。救出後、シカの増加による森林被害について紐倉に語るも、事件の責任をとって論文を撤回した。
二階 練介(にかい れんすけ)
関東医大感染症内科臨床助教。永井ウイルスを盗み出し、一連のバイオテロを起こした犯人。妻と離婚調停中で娘の親権を手に入れるため、娘にだけワクチンを打って無差別テロに見せかけて妻を殺すのが目的だった。紐倉のハッタリに動揺し、高家に組み付かれてウイルスを取り上げられ、逮捕された。
キマイラの血編
深谷 明人(ふかや あきひと)
深谷スポーツクリニックの院長。選手のドーピングに関わっており、患者が死亡したため逮捕された。


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