インド国民会議派
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インド政党インド国民会議
Indian National Congress
党旗
総裁ラーフル・ガンディー
成立年月日1885年
ローク・サバー議席数51 / 545(N/A[1]
ラージヤ・サバー議席数57 / 245
政治的思想・立場ナショナリズム
社会民主主義
民主社会主義
世俗主義
中道左派
公式サイト ⇒All India Congress Committee
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インド国民会議(インドこくみんかいぎ、英語:Indian National Congress、略称:INC、ヒンディー語:?????? ????????? ????????)は、インド政党日本語では慣例的に国民会議派、あるいはコングレス党(Congress Party)とも称される。世界では中国共産党に次いで規模が大きい政党であり、民主主義国家の中では世界最大の政党となる。中道左派民主社会主義を掲げる場合もあるが、同時に保守およびポピュリズムの傾向や、インドの財界財閥との関係も強い。さらに経済政策新自由主義の傾向があるとされる場合もあり[2]包括政党の様相を呈している。
目次

1 歴史

1.1 発足当初

1.2 国民会議カルカッタ大会

1.3 第一次大戦後の国民会議

1.4 インドの独立とネルー

1.5 インディラ・ガンディー時代

1.6 ネルー・ガンディー王朝


2 現在

3 名称

4 選挙結果

5 脚注

6 参考文献

7 外部リンク

歴史
発足当初 創設者のひとり、ダーダーバーイー・ナオロージー(1892年)

1885年英領インドのボンベイ(現・ムンバイ)で、72人の代表を集めて第1回の会議が開催された。この会議は、インドにおける人種差別的行政に憤ったイギリス人官僚アラン・オクタヴィアン・ヒューム(教育行政に尽力した官僚だが、インドでは鳥類の研究者としての方が有名)がインド人初のイギリス下院議員となったダーダーバーイー・ナオロージーらとともに、インド知識人層の不満を吸収しつつ、インド人の政治参加を漸次拡大するための体制補完的、穏健的な団体として設立したもので、当初は、年末の4日間だけ活動する程度のものであった。これは、当時のインド総督の承認のもと開催され、「急増する反英勢力への安全弁」としての役割を期待されていた。 バール・ガンガーダル・ティラク(1910年頃)

しかし、19世紀末よりバール・ガンガーダル・ティラクオーロビンド・ゴーシュなどの急進派が台頭し、公然とスワラージ(自治・独立)を掲げる姿勢を見せた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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