『イントゥ・ザ・ミュージック』
ヴァン・モリソン の スタジオ・アルバム
リリース1979年8月
録音カリフォルニア州サウサリート レコード・プラント・スタジオ[1]
ジャンルポップ・ロック、ブルー・アイド・ソウル
時間49分50秒
レーベルワーナー・ブラザース・レコード
マーキュリー・レコード
プロデュースヴァン・モリソン
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
ウェイヴレンクス
(1978年)イントゥ・ザ・ミュージック
(1979年)コモン・ワン
(1980年)
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『イントゥ・ザ・ミュージック』(Into the Music)は、北アイルランドのミュージシャン、ヴァン・モリソンが1979年に発表した11作目のスタジオ・アルバム。本作より、アメリカとカナダ以外の地域では発売元がマーキュリー・レコードに変更となった[7]。 本作よりモリソンのバンドに加入したマーク・アイシャムは、その後も1980年代前半を通じてモリソンのレコーディングのサポートを続けていく[8]。アイシャムによれば、モリソンは収録曲「トルバドール」でビートルズの曲「ペニー・レイン」のようなサウンドを求めていたため、アイシャムによるピッコロトランペットの即興演奏が録音されたという[9]。また、アイシャムの推薦により、ピー・ウィー・エリスもモリソンのバンドに加入した[9]。「疾風」にはライ・クーダーがゲスト参加している[1]。 2008年のリマスターCDには、「ステッピン・アウト・クイーン」と「トルバドール」の別テイクがボーナス・トラックとして追加収録された[1]。 ニュージーランドのアルバム・チャートでは、17週連続でトップ50入りし、最高13位を記録するヒットとなった[2]。ノルウェーでは1976年第36週のアルバム・チャートで初登場19位となり、翌週には16位を記録して、同国において自身8年半ぶりのトップ20入りを果たした[3]。 イギリスでは本作が全英アルバムチャートで21位に達し、3作連続でトップ40入りを果たして[4]、本作からのシングル「ブライト・サイド・オブ・ザ・ロード」は全英シングルチャートで63位を記録し、イギリスにおける自身初のシングル・ヒットとなった[10]。アメリカのBillboard 200では43位に達し、本作からのシングル・ヒットは出ていない[6]。
背景
反響・評価