この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。インディーズは、独立系を意味する「Independent」から派生した、主にある業種において「メジャー(大手)」に属さない、独立性の高い状態を指す言葉。
一例として、大手(メジャー)に対して中小のものを「マイナー」と称するように、メジャーと資本関係や人的交流などを深く持たず、系列化されていない独立性の高いものなどを称する。 ある業種や芸術などにおいて寡占が進むと、大衆に有名なものを「メジャー」、その他を「マイナー」や「インディーズ」と区分できるようになる。ただし区分の仕方は観点や状況によって大きく変わるため、一様ではない。 様々な産業や党の中に有名・無名が存在する以上、多くのインディーズに付する共通項は「メジャーに所属しない」ということだけであり、その形態や規模は様々である。そのため、インディーズという用語を明確に定義することは難しいが、一般的にその媒体に資本が介在している場合は、メジャーは提携や流通の効率化により規模を追求し、インディーズはメジャーと異なる手段を追求することが多い。そのため結果としてニッチ(少数派)を対象とすることが多い。
概要・定義
文化・芸術分野のインディーズ
音楽:音楽の商業活動において、大手制作会社(メジャー)に所属しない会社、及びそのアーティストを指す(後述)。ロックのスティッフ・レコード[1]、2トーン・レコードなどが知られている。
映画:自主映画を参照(欧米に置ける事情は後述)。日本で同名の映画制作会社が存在する。
演劇:劇団四季や宝塚歌劇団のような商業主義演劇や、新劇のような伝統演劇に対して、寺山修司の天井桟敷や黒テントなどのアングラ劇団
舞踊:クラシックバレエや伝統的な日本舞踊に対して、コンテンポラリー・ダンスや暗黒舞踏などのカンパニーが存在する。
アダルトビデオ:自主規制作品。一般的には ビデ倫・ソフ倫の審査を受けていないアダルトビデオメーカーおよび作品を指す。ただし、アダルトビデオの売上高1位(北都)、2位(ソフト・オン・デマンド)のメーカーが「インディーズ」であり、市場のシェアでもビデ倫・ソフ倫を上回っていることから、「マイナー」という意味合いはない。
詳細は「アダルトビデオ#倫理審査団体と「インディーズ」」を参照
お笑い芸人:大手事務所に属さないインディーズ系のお笑いライブがあるほか、2000年代初頭に、東京芸人たち自身が会場を借りて独自にライブを主催するムーブメントが起き、自主興行のことは「地下ライブ」、出る芸人たちは「地下芸人」と呼ばれるようになった[2]。地下ライブに参加する芸人はチケットノルマ制である[3]。マヂカルラブリーがM-1グランプリ2020で優勝するなど、近年は地下芸人のメジャーシーンへの進出が注目されている[4]。
その他のインディーズ
ファッション:独自デザインの衣服・宝飾品を既存の会社・流通ではなく自店やインターネットなどで販売するデザイナーのブランドを指す。
政治:大政党に所属しない諸派・無所属の独立系選挙候補者(すなわち泡沫候補)をインディーズ候補と呼ぶこともある。