インテルファクス
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インテルファクス
Интерфакс
Interfax

種類民間企業グループ
業種通信社
設立1989年9月 (1989-09)
本社 ロシア モスクワ
1-я Тверская-Ямская ул., 2с1
事業地域全世界
主要人物ミハイル・コミサール(ロシア語版)(会長CEO)
製品ニュース企業情報、経済情報、産業情報、軍事情報
所有者ミハイル・コミサール(50%)
Ренатом Абдуллиным、Андреем Мартыновым、Вячеславом Тереховым(各16%)
Еленой Колесниковой(2%)[1]
従業員数1000人以上
ウェブサイトhttps://interfax.com

インテルファクス(ロシア語: Интерфакс、英語: Interfax)は、モスクワに拠点を置くロシアの非政府系通信社である[2]。1989年、ミハイル・ゴルバチョフによるペレストロイカグラスノスチの流れの中で合弁事業として設立された。ファクシミリを用いた速報で人気を博し、ロシアの最大手通信社に成長した[3][4]。30以上の関連会社からなる企業グループを形成している[1][4]

日本語メディアではもっぱら「インタファクス通信」[5][6][7][8][9][10]、あるいは「インターファクス通信」[11][12][13][14]と表記される。
歴史

1987年、ソ連テレビラジオ放送委員会(ロシア語版)の国外情報部門で働いていたミハイル・コミサール(ロシア語版)は、インド大使館で開かれたレセプションに招待され、外国の外交官から、ソ連国内で起きている出来事をもっと知らせてほしいという要望を受けた。事業の立ち上げを目指して各部署と折衝を行い、ゴルバチョフの最側近であったアレクサンドル・ヤコヴレフから口頭で許諾を得たのは1989年のことであった[15]ミハイル・コミサールCEO

当時ソ連で主流の通信手段であったテレタイプは、タス通信および特別な機関によって独占されていた。コミサールは新しい技術として導入されつつあったファクシミリを用いた通信事業を考案し、ソ連・フランス・イタリアの合弁事業「インタークワドロ」の協力を得ることに成功した[15]。このことが社名の由来となっている[16][17]

1989年9月に事業を開始した[18][19]。タス通信、ノーボスチといった大手を向こうに回し、ファクシミリで一日数回情報を送信するというシンプルながら斬新な手法で、早くから日本大使館を含む外国人社会の間で信頼を得た[20]。購読者数は1989年末には50[21]、1990年4月には100に達した[22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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