インターレース
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出典検索?: "インターレース" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年11月)
インターレースのイメージ図。画像の飛び飛びの一部をまず伝送する。

インターレース(: interlace)とは、画像伝送において、データ量(動画の場合は伝送レートまたは帯域幅)を増やさずに描画回数を増やす技術である。日本語では飛び越し走査という[1]

画像を上(あるいは下など特定の方向)から順に送るプログレッシブ (: progressive scan) またはノンインターレース(: noninterlace scan)と対になる言葉で、ラスタースキャン方式において、画像全体を飛び飛びに走査・処理する。この項ではプログレッシブ・スキャンについても述べる。
用語

テレビの走査線のインターレースやGIF画像のように、飛び飛びに描画される方向が1方向の方式を1次元インターレースという。それに対し、飛び飛びに描画される方向が上下・左右の2方向の方式を2次元インターレースという。

2回の伝送で1枚の絵が完成する方式を2:1インターレースといい、これに習って伝送回数に応じて4:1インターレースなどと表す。

「レース」はカーテンのレース(を編む)のことで、「インターレース」とは「間を編んでいく(ような走査)」という意味である。
動画のインターレースブラウン管のインターレース。緑が1フィールド目、赤が2フィールド目。
方式

よく知られたものはテレビビデオ信号に使われているもので、奇数番目の走査線を先に送り、残りの偶数番目の走査線をその後に送る[1]。これにより、フィールド周波数を倍にすることができる。たとえばNTSCでは30Hzが60Hzに、PALでは25Hzが50Hzになる。以後はNTSCの数値を基準に述べる。

なおテレビ用語として全走査線で描かれた画像をフレームと呼び、一部の走査線だけで描かれた画像はフィールドと呼ぶ[1]。そのため60Hzはフィールド周波数となり、30Hzはフレーム周波数となる。

インターレースによりフィールド周波数は増えるがフレーム周波数は変わらない。帯域幅はフレーム周波数で決まるので、インターレースは帯域幅を保ったまま描画周波数を上げることができる。

ただし映像圧縮を行う場合、フレーム単位で圧縮すると、後述の動きの激しい部分では動きのある部分が縞状(コーミング)となり、空間周波数が高くなって静止画としても圧縮しにくくなり、フレーム間予測も行いづらくなる。フィールド単位で圧縮すると、動きのない部分でもフィールド毎に微妙に映像が異なるため、やはりフレーム間予測が行いづらくなる。そのためインターレースに対応したMPEG-2では、インターレース動画の圧縮率を改善する複数のモードが搭載されている。一例を挙げると、マクロブロック毎に予測をフレーム、フィールドと選べ、動きのない部分ではフレーム毎に予測し、動きのある部分ではフィールド毎に予測することが出来る。

現在のテレビ放送は全て1次元2:1インターレースか、さもなくばプログレッシブだが、特別なシステムで2次元4:1インターレースなどが使われることもある。
表記法

フィールド周波数60Hzのインターレース映像を、「60i」と書く。一方、フレーム周波数30Hzのプログレッシブ映像は「30p」と書く。ただしこれらとは別に、有効走査線480本(全走査線は525本)のインターレース/プログレッシブ映像をそれぞれ「480i」「480p」と書く。走査線数と周波数を共に書いて「480/60i」「480/30p」または「480i60」「480p30」などと表すこともある。

方式フィールド
周波数 (Hz)フレーム
周波数 (Hz)水平走査
周波数 (kHz)帯域幅
(相対値)
480/60i603015.751
240/60p60
480/30p3030


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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