インターステラー
Interstellar
監督クリストファー・ノーラン
脚本ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
製作エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
リンダ・オブスト
製作総指揮ジェイク・マイヤーズ
ジョーダン・ゴールドバーグ
キップ・ソーン
出演者マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
ビル・アーウィン
エレン・バースティン
マット・デイモン
マイケル・ケイン
音楽ハンス・ジマー
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集リー・スミス
製作会社シンコピー
リンダ・オブスト・プロダクションズ
『インターステラー』(原題: Interstellar)は、2014年公開のアメリカ合衆国の映画。ジョナサン・ノーランとクリストファー・ノーランの脚本によるSF映画。監督はクリストファー・ノーランが務め、理論物理学者キップ・ソーンが科学コンサルタントを務めた。 出演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインらであり・地球を離れ新たな居住可能惑星探索を行うためワームホールを通過し、別の銀河系へと有人惑星間航行(インター・ステラー)する宇宙飛行士のチームが描かれる。三次元における不可逆性の時間と重力場、相対性理論(ウラシマ効果)、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達、運動の三法則など科学的考証を用いた演出の他、人類存亡を賭けた未知の世界へ挑戦する倫理と勇気、信頼と愛、人生という限られた時間、ヒューマニズムも織り交ぜた物語の構成となっている。 脚本はジョナサン・ノーランとクリストファー・ノーランが執筆しており、2007年にジョナサンがパラマウント映画とリンダ・オブストの下で開発したスクリプトにクリストファーのアイデアが合わせられている。製作にはクリストファー・ノーラン、オブストの他にクリストファー・ノーランの妻のエマ・トーマスが参加し、また理論物理学者のキップ・ソーンが科学コンサルタント兼製作総指揮を務めている(なお、キップ・ソーンは2017年、重力波検出装置の構築及び重力波発見への決定的な貢献により、ノーベル物理学賞を受賞している)。 出資はワーナー・ブラザース、パラマウント映画、レジェンダリー・ピクチャーズが行い、シンコピー・フィルムズとリンダ・オブスト・プロダクションズ
概要
プレミア上映は2014年10月26日にロサンゼルスで行われ、11月より全世界で公開が始まった。北アメリカではデジタル上映の前にまだフィルムを利用している映画館で限定公開され、興行的に成功を収めた。 近未来。巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象により地球規模で植物・農作物の大量枯死が発生し、人類は滅亡の危機に晒されていた。元テストパイロットのクーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフィー(マーフ)とともにトウモロコシ農場を営んでいる。マーフは自分の部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付く。クーパーとマーフはメッセージを解読し、それが指し示している秘密施設にたどり着くが、最高機密に触れたとして身柄を拘束される。 そこでクーパーはかつての仕事仲間のブランド教授と再会し、大昔に無くなったはずのNASAが秘密裏に復活し活動を続けていることを知らされる。NASAは土星近傍のワームホールを通り抜けて、別の銀河に人類の新天地を求めるプロジェクト―ラザロ計画―を遂行していたのだった。48年前に”彼ら”と呼ばれる存在によって創造されたと考えられているワームホールを通過することで、人類の移住可能性が見込める12の惑星に1名ずつ探索者が送り込まれており、すでに3名の先駆者達が、入植が期待できる惑星から信号を送り返している。教授は、第二の地球となり得る惑星を探すミッションにパイロットとして参加するようクーパーを説得する。帰還できたとしてもそれがいつになるのか不明なミッションに、マーフは激しく反対する。クーパーはマーフとの和解の機会を得られないまま、出発の日を迎えてしまう。クーパーはマーフに「必ず戻ってくる」とだけ言い残し、アメリア(ブランド教授の娘)、ロミリー、ドイルの3名の博士と共に、人工知能ロボットTARSを乗せた最後の探査船レインジャーに搭乗し地球を後にする。
ストーリー