医薬品インタビューフォーム(いやくひんインタビューフォーム, IF)とは、発売中の医療用医薬品に対し、日本病院薬剤師会(日病薬)が作成・配布を製薬企業に依頼しているもので、添付文書では不十分な情報を補ったり、医薬品を薬剤師が評価するために提供される総合的な医薬品解説書の一つ。製品の薬学的特徴、製剤の安定性、注射剤の溶解後の安定性、使用上の注意の設定理由、毒性などといった薬剤師が必要とする医薬品情報のうち、添付文書では十分に得られない情報を収載している。 IFはもともと、薬剤師が医薬品について製薬企業の医薬情報担当者 (MR) などにインタビューし、医薬品の評価を行うのに必要な医薬品情報源として、それぞれの製薬企業が独自の様式で作成していた。1988年、日病薬は「医薬品インタビューフォーム」として位置付けを明確化し、その記載様式を策定した。1998年には日病薬によって新たな位置付けとIF記載要領が作成され、その後承認された新医薬品は原則この記載要綱に沿ってIFが作成されている。 規格はA4版、横書きとし、原則として9ポイント以上の字体で記載し、印刷は一色刷りとする。表紙の記載項目は統一し、原則として製剤の投与経路別(注射剤、 経口剤
定義
更新日時:2009年12月23日(水)23:10(日時は
取得日時:2010/02/11 14:07