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出典検索?: "インストール"
「インストーラー」はソフトウェアを使用可能な状態にする行為について説明しているこの項目へ転送されています。Unix系におけるインストーラについては「パッケージ管理システム」を、「インストール」、「インストーラー」のその他の用法については「インストール (曖昧さ回避)」をご覧ください。
インストールは、
コンピュータにソフトウェアを追加し、使用可能にすること。本稿で詳述する。
OSの定められた手順 (インストーラ) でソフトウェアをシステムに追加することの俗称[1][2]。
コンピュータの分野におけるインストール (英語: install) とは、コンピュータにソフトウェアを追加し、使用可能にすることを指す。この意味では、セットアップ (英語: setup) とも呼ばれる。 黎明期を除く多くのコンピュータは、大きく分けてハードウェア(物理的部分)とソフトウェア(電子情報、処理手順)の2つの要素で成り立っている。ハードウェアはソフトウェアによって制御され、ソフトウェアはハードウェアが無ければ実行することができない。ハードウェアをコンピュータとして機能させたり、また必要な機能を持たせるためには、ハードウェアにソフトウェアを追加し、必要な設定を行い、動作可能な状態にしなければならない。この一連の作業をインストールという[3][4]。 英語のinstallは「設置する」「取り付ける」といった意味であるから、本来はソフトウェアに限らず、物理的要素であるコンピュータやディスプレイを設置すること、周辺機器を接続すること、拡張カードを取り付けることなど、ハードウェア全般についても用いる語である。だが、日本語ではIBM用語などに見られる程度で、一般的にはソフトウェアを導入する意味に用いられる[3]。 すなわちインストールとは、オペレーティングシステム (OS) やアプリケーションなどが格納されているCD-ROMなどの記憶媒体や圧縮ファイルなどからファイルを展開し、コンピュータでこれらを利用可能にし実行できる状態にすることを指す。 ただしmakeにおけるmake installは、単にパス
概要
インストールのうち、製品の旧バージョンから新バージョンに上書きすることはアップグレードという場合が多い(逆に旧バージョンに上書きすることはダウングレードという)。対義語はアンインストール(削除)。
具体的なインストールの方法は以下の手順があるが、OSの種類や提供者の方針により方法が異なる。具体的には、
ソースコードをコンパイル、ビルド、メイクして組み込む。
OSのファイル管理システムを使い、他のマシンや媒体からハードディスクドライブ等に直接コピーする方法
インストーラと呼ばれるインストール専用のプログラムを前述の方法でコピーし実行する方法。
「ストア」などのアプリケーションから選択する方法。
目的のアプリケーションが入ったOSごとインストールする方法。
がある。
一般的にインストールはソフトウェアを利用可能にする手順の一つであり、ファイルを展開し、実行可能な状態にするところまでを指すことが多い。ソフトウェアの規模や性質から、インストール作業に一部の(あるいはすべての)設定作業を伴うものもあり、またOSのインストールとデバイスドライバのインストールのように連続した作業を要する場合もある。
専門用語
サイレントインストール
プロセス中にメッセージやウィンドウを表示しないインストール。「サイレントインストール」は「無人インストール」とは別物だが、しばしば誤用される。
無人インストール (Unattended install)
インストールの過程でユーザ入力を必要としないインストール。このため、自動インストールとも呼ばれる[5]。厳密には、インストール開始の操作以外にまったくユーザの関与を必要としないものをいう。インストールには、ソフトウェア利用許諾契約への「同意」を選択する操作や、各種オプションの指定、パスワードの入力などを必要とすることがよくある。GUI環境では、ウィザード形式でこれらの手順を示すインストーラが一般的である。