ルートヴィヒ・マクシミリアン大学
ミュンヘン(ミュンヘン大学)Ludwig-Maximilians-Universitat Munchen
ラテン語: Universitas Ludovico-Maximilianea Monacensis
別名LMU Munchen
種別staatlich
設立年1472年
学長
ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(ルートヴィヒ・マクシミリアンだいがくミュンヘン、ドイツ語: Ludwig-Maximilians-Universitat Munchen、ラテン語: Universitas Ludovico-Maximilianea Monacensis、略称: LMU Munchen)は、ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンにある総合大学である。1472年に設置された。通称、ミュンヘン大学。2019年のTHE世界大学ランキングにおいて32位にランクインした、ドイツ、そしてヨーロッパを代表する名門大学の1つである。また「人文科学部門」で16位(国内1位)、「物理科学部門」で23位(国内1位)、「教育部門」で36位(国内1位)、「医学部門」で40位(国内2位)に位置している。 1472年に下バイエルン=ランツフート公ルートヴィヒ9世によってインゴルシュタットにインゴルシュタット大学として創設されたが、北のプロテスタント系ライプツィヒ大学と対立して長らくイエズス会の支配下におかれ、ナポレオン戦争の後の1826年にバイエルン王ルートヴィヒ1世によってミュンヘンに移転再創設された。このとき、現在の名であるミュンヘン大学(Ludwig-Maximilians-Universitat Munchen)となった。ドイツ国内では、継続する大学のうち6番目に古く、世界でも最も古い大学に数えられる。 ナチ時代には、反ナチ抵抗運動である「白バラ」の拠点となった。白バラは、ミュンヘン大学の学生で構成されており、ハンス・ショルとその妹ゾフィー・ショルを筆頭に、他にもクリストフ・プロープスト、ヴィリー・グラーフ、アレクサンダー・シュモレルの3人の学生、およびクルト・フーバー教授らが活動に参加していた。 大学は南ドイツのバイエルン州の州都であるミュンヘンに位置する。 ミュンヘンは科学や研究の先進地で、1901年にノーベル物理学賞を受賞したヴィルヘルム・レントゲン(1900-1920年までミュンヘン大学に在籍)から2005年のテオドール・ヘンシュ(ミュンヘン大学教授)のノーベル物理学賞の受賞まで100年以上の長い研究地としての歴史がある。また、ルートヴィヒ4世の時代から既に精神的な中心地としてパドヴァのマルシリウスやオッカムのウィリアムなどの哲学者は王室の庇護の下にあった。 マックス・プランク研究所関連の研究機関がミュンヘンには多く立地している他、フラウンホーファー協会など他の研究機関も様々なものが立地している。 街については「ミュンヘン」を参照。 最寄り駅 ・大学駅 (U3/U6)U-Bahnhof Universitat (地下鉄大学駅) ミュンヘン地下鉄3号・6号線に大学(Universitat)という名の駅がある。これはミュンヘン大学本館の前に位置する駅である。 ミュンヘン大学は、キャンパスを持たない大学都市型のスタイルを採っているため、学科や大学施設などは街の至るところに点在している。
歴史
沿革
白バラ抵抗運動
基礎データ
所在地
キャンパスメインホール
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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