イングリッシュ・エレクトリック_キャンベラ
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キャンベラ

飛行するキャンベラ T.4 WJ992号機
(1989年7月20日撮影)

用途:爆撃機

分類:軽爆撃機

製造者:イングリッシュ・エレクトリック

運用者


 イギリス空軍

 インド空軍

 オーストラリア空軍


初飛行:1949年5月13日

生産数:1,352機

運用開始:1951年5月

退役:2006年7月(イギリス空軍)

運用状況:退役(民間では数機が運用中)

派生型: マーティンB-57 キャンベラ
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キャンベラ(English Electric Canberra)は、イギリスイングリッシュ・エレクトリック社が開発しイギリス空軍に採用されたジェット軽爆撃機である。初飛行は1949年で、2006年にイギリス空軍では退役した。

速度性能や高高度性能、低空での操作性を評価され、イングリッシュ・エレクトリック社は爆撃機型を土台に偵察機型や練習機型も開発した。また、アメリカ合衆国オーストラリアにも採用され、各国でライセンス生産された。目次

1 開発と特徴

2 派生型

2.1 B.2/PR.3/T.4

2.2 B.6/PR.7

2.3 B(I).6/B(I).8

2.4 PR.9

2.5 B.15/B.16

2.6 特殊任務型

2.7 輸出向け

2.8 B-57 キャンベラ


3 運用史

3.1 イギリス

3.2 オーストラリア

3.3 アメリカ合衆国

3.4 アルゼンチン

3.5 その他


4 運用国

5 諸元

6 現存する機体

7 出典

8 関連項目

開発と特徴

イギリス空軍は第二次世界大戦中の1943年からデ・ハビランド モスキートのようなジェット高速爆撃機を求めていた。キャンベラの開発は1945年にイギリス航空省から出された要求仕様B.3/45に始まる。要求内容はアブロ ランカスターの航続力とデハビランド モスキートの爆弾搭載量及び軽快性を兼ね備え、ジェット戦闘機と同等かそれ以上の速度と高高度性能を求めた厳しいものであった。


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