アステナホールディングス株式会社
Astena Holdings Co., Ltd.種類株式会社
市場情報東証プライム 8095
アステナホールディングス株式会社は、東京都中央区に本社を置く医薬、化粧、健康食品のメーカーである。2021年6月1日にイワキ株式会社から商号を変更した。 1914年(大正3年)創業[2]で、2005年に東証一部上場、2014年に創業100年を迎えた。祖業の医薬品等卸を主業としたが、2021年現在は創業家四代目の岩城慶太郎が社長で、後発医薬品や表面処理薬品などの製造や研究開発など事業を多角化している。 グループ会社岩城製薬株式会社は「ビタミンC」粉剤、「ネオヨジンうがいぐすり」など大衆医薬品のほか、外用消炎鎮痛剤「タイガーバーム」を日本総代理店として扱う。 後発医薬品の外皮用薬、皮膚薬の売上で上位にあり、子会社アプロス株式会社の化粧下地「シルキーカバーオイルブロック」などで皮膚のイワキと自認[3]する。 2021年6月から持ち株会社制へ移行してアステナホールディングス株式会社となる[2]。アステナは「明日(未来)」と「サステナブル(持続可能)」の造語で社内公募で決定した。 2021年6月に本社の一部機能を石川県珠洲市へ移転[2]し、社長ほか数名が移住して遠隔で業務[2]している。 珠洲本社は、奥能登の企業に出資するファンド設立、障害者雇用による農作物栽培、鉢ケ崎エリア開発など、過疎地域でビジネスを創出して地域課題を解決して社会貢献を目指す。2021年5月に北國銀行と連携協定を締結した。
概要
石川県珠洲市との関係
沿革
1914年(大正3年)7月 - 薬種問屋「岩城市太郎商店」創業[2]。
1937年(昭和12年) - 大阪出張所開設。
1939年(昭和14年)11月 - 大阪出張所を「岩城薬品株式会社」として独立。
1941年(昭和16年)9月 - 資本金19万5千円で株式会社岩城商店設立。
1953年(昭和28年)1月 - 「福岡出張所」開設。
1954年(昭和29年)1月 - 「名古屋出張所」開設。
1955年(昭和30年)2月 - 「富山出張所」開設。
1958年(昭和33年)7月 - 「札幌出張所」開設。
1961年(昭和36年)11月 - 「仙台出張所」開設。
1963年(昭和38年)8月 - イワキ株式会社に商号変更。