イレーヌ・ジャコブ
Irene Jacob
2017年度 ドーヴィル・アメリカ映画祭にて
本名Irene Marie Jacob
生年月日 (1966-07-15) 1966年7月15日(57歳)
出生地 フランス・シュレンヌ
出身地 スイス・ジュネーヴ
フランス・バリ
職業女優
ジャンル映画、舞台
活動期間1987年 -
著名な家族モーリス・ジャコブ
受賞
カンヌ国際映画祭
女優賞
1991年 『ふたりのベロニカ』
その他の賞
1991年 サン・ジョルディ賞
2014年 京都国際映画祭 モスト・リスペクト in Paris賞
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イレーヌ・ジャコブ(Irene Jacob, 1966年7月15日 - ) は、フランス出身の女優。同国を代表する女優の一人で、スイスにも地盤を置いて活動している。カンヌ国際映画祭 女優賞受賞などの実績があり、日本の映画やテレビドラマ(NHK シリーズドラマ10『詩城の旅びと』原作:松本清張)や舞台にも出演した。
来歴(フランス語版)、母は心理学者。兄が3人おり、そのうちの一人フランシスはミュージシャン、2人は科学者[2]である。3歳の時にスイスのフランス語圏都市ジュネーヴに引っ越し、同地やロンドン[3][4]、パリの国立高等芸術演劇学校などで教育を受けた。
1987年、ルイ・マル監督の『さよなら子供たち』で映画デビュー。1989年にはジャック・リヴェット監督の『彼女たちの舞台』に出演。
1991年、『さよなら子供たち』を観たクシシュトフ・キェシロフスキ監督に『ふたりのベロニカ』の主演に抜擢され、同作で第44回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。
1994年、『トリコロール/赤の愛』で再びキェシロフスキ監督の作品に出演。翌1995年にはミケランジェロ・アントニオーニ監督の『愛のめぐりあい』に出演。
2008年、テオ・アンゲロプロス監督の遺作となった『エレニの帰郷』で主人公エレニを演じた。
2014年、第1回 京都国際映画祭でモスト・リスペクト in Paris賞を受賞[5]。同年、日本の舞台『変身』に客演し、翌2015年には映画『さようなら』にも友情出演した[6]。
主な出演作品