2008年のイタリア映画については「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」をご覧ください。
イル・ディーヴォ
(左から)ブーラー、イザンバール、マリン、ミラー
基本情報
ジャンルクラシカル・クロスオーバー
活動期間2004年 - 現在
レーベルソニー・ミュージックエンタテインメント、Sony BMG、BMG JAPAN
公式サイトildivo.com
イル・ディーヴォ(Il Divo)は、2004年11月、イギリスでデビューした4人組のヴォーカル・グループ。4人それぞれの出身国が違う、多国籍グループである。
東日本大震災の被災地訪問や、2014年の日本公演のDVDの全世界リリース、また頻繁に来日公演を行うなど親日的な面がよく見られる。
2008年には『徹子の部屋』にも出演した[1]。 これまでのアルバム・トータル・セールスは、全世界で2600万枚以上。ナンバーワンを50回以上獲得、33ヶ国以上でゴールドまたはプラチナ・ディスクに計160回認定。ワールド・ツアーを4回にわたって行ってきた[2]。 クラシック音楽の声楽でポピュラー音楽を歌うクラシカル・クロスオーバーの様式を表現するため、イギリスの名物プロデューサーであるサイモン・コーウェルの手により、2003年に結成された。彼ら自身は、自分たちの音楽をポペラ(ポップ+オペラ)と形容している。 2004年のデビュー作『イル・ディーヴォ』で全英1位となる。その他25か国以上でチャート5位以内に入り、一躍人気グループとなった。2006年発売の第2作目『アンコール』も成功を収め、同年のFIFAワールドカップのテーマソング「タイム・オブ・アワ・ライヴズ」も大人気となり、2試合の会場でトニー・ブラクストンとともに歌った。 これまでに、様々なアーティストと共演しているが、最も有名なのはCDセールスが2億枚を超える、カナダ出身の世界的歌姫セリーヌ・ディオンである[3]。 また、2014年のワールドツアーではアラジンのホール・ニュー・ワールド等のヒット曲で知られるレア・サロンガや、イギリスの人気歌手キャサリン・ジェンキンス等と共にツアーを廻った。 また、2016年春に再びジャパン・ツアーを行う。最終公演の会場である日本武道館公演はソールドアウトになり、追加公演が設けられた。 各メンバーのTwitter個人アカウント、アーティスト公式のTwitter、FacebookなどSNSにも積極的に活用している。
概説
メンバー
デイヴィッド・ミラー
テノール・パート担当。アメリカ出身。身長191cm。
セバスチャン・イザンバール
テノール(vox populi)・パート担当。グループ唯一のポップス歌手出身。独学で歌を習得。フランス出身。身長183cm。
愛称セブ (Seb)。
ウルス・ブーラー
テノール・パート担当。スイス出身[2]。身長179cm。
スティーヴン・ラブリエ
バリトン・パート担当。アメリカ出身。身長186cm。
元メンバー
カルロス・マリン (1968年10月13日 - 2021年12月19日)
バリトン・パート担当。