この項目では、ドイツ、テューリンゲン州の都市について説明しています。その他の用法については「イルメナウ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
紋章地図(郡の位置)
基本情報
連邦州:テューリンゲン州
郡:イルム郡
38,521人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:615 人/km2
郵便番号:98693(旧:6300, 短縮:63)
市外局番:03677
ナンバープレート:IK, IL
自治体コード:16 0 70 029
地区:6 市区
行政庁舎の住所:Am Markt 7
98693 Ilmenau
ウェブサイト: ⇒www.ilmenau.de
上級市長:ゲルト=ミヒャエル・ゼーバー(ドイツ語版) (CDU)
郡内の位置
イルメナウ (Ilmenau) はドイツ、テューリンゲン州の都市である。都市名には「ゲーテ及び大学都市 (Goethe- und Universitatsstadt)」を冠している。州都エルフルトから33 km南西にあり、テューリンゲンの森の北縁部を流れるイルム川(ドイツ語版)の谷に位置する。イルム郡(ドイツ語版)に属し、郡内では最大、州内では第11番目の規模の都市である。
イルメナウは、イルム郡南部の中心地であり、郡庁所在都市(ドイツ語版)ではなくとも、テューリンゲン州で唯一、大規模郡所属都市(ドイツ語版)の指定を受けた都市である。
最も重要な施設として、イルメナウ工科大学(ドイツ語版)があり、約7,000人の学生が登録している(2012/13冬学期)[2]。フリードリヒ・シラー大学イェーナに次いでテューリンゲン州内で第2の規模を誇る。
主要産業はガラス産業、機械製造である。かつては鉱山(銅、銀、マンガン)、また1777年からは磁器が重要な産業であった。近年では観光も重要になりつつある。
イルメナウは数世紀にもわたって目立たない都市であった。都市が発展したのは1871年のドイツ帝国成立以降の工業化によるものである。他の新連邦州と同じく、イルメナウも1990年の変革以降、工業からサービス業へと産業構造の転換を図っている。
ゲーテの時代、またそれ以後数十年にわたって「ヴァイマールの名士」に人気の遠足や休暇の地であった。第一次世界大戦までは温泉保養地でもあった。
姉妹都市ヴェッツラーとの姉妹都市提携を記念する銘版
イルメナウは以下の都市と姉妹都市協定を締結している[3]。
ホンブルク(ザールラント州)1989年
ヴェッツラー(ヘッセン州)1990年
トゥルグ・ムレシュ(ルーマニア)1997年
ブルー・アッシュ(ドイツ語版)(アメリカ)2002年
過去には、以下の都市とも姉妹都市協定の計画があったが、締結に至らなかった。
ギャップ(フランス)1966年:オート=ザルプ県とイルメナウ郡(ドイツ語版)の提携を機縁として。
インドルジフーフ・フラデツ(ドイツ語版)(チェコ)1975年