イラーハーバード
[Wikipedia|▼Menu]

プラヤーグラージ
?????????, Pray?gr?j

位置
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}イラーハーバードイラーハーバード (ウッタル・プラデーシュ州)ウッタル・プラデーシュ州の地図を表示イラーハーバードイラーハーバード (インド)インドの地図を表示

座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯25度27分 東経81度51分 / 北緯25.450度 東経81.850度 / 25.450; 81.850
行政
インド
 ウッタル・プラデーシュ州
 イラーハーバード県(英語版)
 市プラヤーグラージ
人口
人口(2001年現在)
  市域1,015,348人
その他
等時帯IST (UTC+5:30)

プラヤーグラージ (ヒンディー語: ?????????, IAST: Pray?gr?j) (2018年までの名前: イラーハーバード Allahabad, ???????? Il?h?b?d)は、インド北部ウッタル・プラデーシュ州都市である。人口101万人。プラヤーグの名でも知られる[1]

日本では英語名称に由来するアラーハーバードという表記が多いが、現地での名称はペルシア語の「イラーハ」(???「神」:アラビア語からの借用語で、イスラームなどのセム系一神教における「(唯一絶対の)神」ではなく、一般名詞としての「神」)と「アーバード」(????「都市」)に由来する。これはムガル皇帝アクバルが提唱した「ディーネ・イラーヒー」という思想・信仰に由来している。

ガンガー(ガンジス川)とヤムナー川の2つの大河(伝説上では地下を流れているとされるサラスヴァティー川も加えて3つ)が合流するヒンドゥー教聖地、サンガム(英語版)(???????? ????または????)が街の直ぐ近くに位置している。かつてこの町はプラヤーガ(犠牲を捧げる地)と呼ばれた巡礼地だった[2]
歴史

イラーハーバードの西にはかつての十六大国のひとつであるヴァツサ国の首都カウシャーンビーがあった。イラーハーバードにはアショーカ王の石柱(紀元前3世紀)があるが、はじめカウシャーンビーに建てられたものが後にイラーハーバードに運ばれたものと考えられている[3]サンスクリットの韻文と散文の混合形式で書かれたグプタ朝サムドラグプタ王の石柱(4世紀)もイラーハーバードにあり、サンスクリットが碑文の言語として確立した最初期の例として重要である[4]。『大唐西域記』には鉢羅耶伽(プラヤーガ)国の東に2つの川の交流点があり、人々はここで死ぬと天に生まれ変わると信じて自ら命を断つことを記している[5]

その後、町はいったん衰退するが、ムガル帝国のアクバルによって1583年に要塞が築かれた[6]。1622年にフスロー王子が殺された後イラーハーバードに埋葬され、巨大な霊廟(フスロー・バーグ)が建設された[7]

1765年にはイギリス東インド会社とムガル帝国の間でアラーハーバード条約が結ばれ、その後は徐々にイギリスの植民地化していった。1858年にイギリスによる直接統治が始まると、イラーハーバードは1920年まで北西州(後に連合州、現ウッタル・プラデーシュ州)の州都であった。

2018年、ウッタル・プラデーシュ州の政府は都市の正式名称をイラーハーバードからプラヤーグラージに変更することを決定した[8][9]
産業
交通
空港
鉄道

プラヤーグラージ(イラーハーバード)は首都デリーと東部の大都市コルカタ(カルカッタ)をカーンプル(Kanpur)、ムガルサラーイ(Mughalsarai, 宗教都市ヴァーラーナシー近郊の街)、パトナー(Patna)、アサンソル(Asansol)経由で結ぶ重要幹線上に位置し、日中はもちろん深夜時間帯も多数の列車が発着する鉄道の要衝である。市内にはいくつかの旅客駅があるが、インド国鉄の長距離列車が多数発着する最重要の駅はプラヤーグラージ・ジャンクション駅(Prayagraj Junction、旧称Allahabad Junction)である。

プラヤーグラージ・ジャンクション駅(Prayagraj Junction、国鉄略称PRYJ)はヤムナー川北側の市街地にある最大のターミナル駅で、かつてはイラーハーバード・ジャンクション駅(Allahabad Junction、国鉄略称ALD)と呼ばれていた。ラージダーニー急行(Rajdhani Express)などの上位の急行列車も原則として停車する。首都デリーまでの距離は経由地にもよるが630q程度、所要時間は最速の電車型特急バンデー・バーラト・エクスプレス(Vande Bharat express)で6時間程度、客車タイプの夜行寝台列車で最速7-8時間程度である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:45 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef