イラストリアス級航空母艦
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イラストリアス級航空母艦
イラストリアス
基本情報
種別航空母艦
運用者 イギリス海軍
前級アーク・ロイヤル (空母・初代)
次級インプラカブル級正規空母
コロッサス級軽空母
要目
基準排水量23,207トン
満載排水量28,919トン
全長227m
最大幅29m
吃水8.5m
飛行甲板229.6m×29m
機関方式蒸気タービン
ボイラーアドミラリティ重油専焼三胴式水管型ボイラー6基
推進器3軸
出力111,000馬力
最大速力30.5 ノット
32ノット(インディファデガブル)
航続距離20,000km/14ノット
乗員1,200名
兵装Mk V 11.4 cm(45口径)高角砲連装8基、
2ポンド機関砲8連装8基、20mm機銃連装18基+同単装14基
装甲舷側:114mm(水線部)、
64?76mm(バルクヘッド)
飛行甲板:76mm(格納庫上面)、114mm(格納庫側面)
防御甲板:76mm
搭載機33機~67機、
45~58機(インドミタブル)、
80~81機(インプラカブル)
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イラストリアス級航空母艦 (Illustrious-class aircraft carrier) は、イギリス海軍航空母艦。6隻が計画され、1?3番艦が原型通り、4番艦が小改正、5?6番艦は本格的な改良型として完成し、第二次世界大戦におけるイギリス海軍の主力として活躍した。
概要

本級は世界初の装甲空母で、強靭な防御力で数々の損傷を耐え抜いた。しかしその代償として同規模空母と比べると搭載機数は少なめとなっており、後の改良型では格納庫スペース確保のために様々な改設計が行われた。原型では1段であった格納庫がインドミタブルでは格納庫の一部が2段化、インプラカブル以降では全2段化された。

戦後ヴィクトリアスのみジェット機の運用も出来るように近代化改装されて1968年まで運用されたが、他の姉妹艦は揃って1950年代に退役している。
同型艦

同型艦・準同型艦一覧(起工順)#艦名建造所起工進水就役退役備考
R87イラストリアス
HMS Illustriousヴィッカース・アームストロング
1937年
4月24日1939年
4月5日1940年
5月25日1954年
第1グループ
R38ヴィクトリアス
HMS Victoriousヴィッカース・アームストロング
タイン造船所1937年
5月4日1939年
9月14日1941年
5月14日1968年
3月13日第1グループ
R67フォーミダブル
HMS Formidableハーランド・アンド・ウルフ
ベルファスト造船所1937年
6月17日1939年
8月17日1940年
10月31日1947年
第1グループ
R92インドミタブル
HMS Indomitableヴィッカース・アームストロング
バロー造船所1937年
11月10日1940年
3月26日1941年
8月26日1953年
10月第2グループ
R86インプラカブル
HMS Implacableフェアフィールド
クライド造船所1939年
2月21日1942年
12月10日1944年
3月22日1954年
9月第3グループ
インプラカブル級航空母艦
R10インディファティガブル
HMS Indefatigableジョン・ブラウン・アンド・カンパニー
クライドバンク造船所1939年
11月3日1942年
12月8日1943年
12月8日1954年
9月第3グループ
インプラカブル級航空母艦

設計
船体

本級の船体は前級アーク・ロイヤルの設計を基本とし、これを重防御化に伴い改正したものである。基準排水量を第2次ロンドン条約の上限2万3,000トンに収めるため船体はさらに圧縮され(水線長205.1m[注 1]、艦幅29.2m)、LB比はアーク・ロイヤルの7.2からさらに7.0まで落ちた。艦尾のオーバーハングは前級程顕著ではないため、飛行甲板長は243.8m→229.6mとさらに短縮され、同時代の翔鶴型(242.3m)やエセックス級(262.7m)と比べてもかなり短くなった。

飛行甲板高は格納庫を1段にした結果、11.6mと際立って低い数値になった。後の第3グループでは2段格納庫採用のため15.2mまで増高している。
重量配分(イラストリアス)


船体:1万2724トン(54.8%)

機関:2440トン(10.5%)

装甲:4941トン(21.3%)

兵装:992トン(4.3%)

航空:995トン(4.3%)

艤装:1115トン(4.8%)

合計:2万3207トン(100.0%)

排水量は第1グループ(基準2万3,207トン、満載2万8,619トン)→第2グループ(基準2万4,680トン、満載2万9,730トン)→第3グループ(基準2万7,000トン、満載3万2,110トン[注 2])と順次増大した。

戦後行われたヴィクトリアスの大改装については当該記事を参照のこと。
兵装

本級の砲兵装は3グループ一貫して45口径11.4cm連装両用砲Mk.IIIを2基ずつ4群に分け、前後のエレベータ両舷にそれぞれ配置している(計8基16門)。ただし前級では1基毎にスポンソンを設けていたものを、完全に2基1群にまとめている。

副兵装の2ポンド ポンポン砲配置はアーク・ロイヤルと同じく8連装機銃をアイランド前後に2基ずつ、アイランドと反対位置の左舷側に2基の計6基とし[注 3]エリコン 20 mm 機銃は単装8基で計画された。

これらの対空兵装はもちろん戦時中に逐次増強され、レーダーはAW286とAR285が戦時中に追加された。

終戦時点の兵装イラストリアス2ポンド ポンポン砲 × 40ボフォース 40 mm 機銃 × 3エリコン 20 mm 機銃 × 52
ヴィクトリアスポンポン砲 × 4040 mm 機銃 × 2120 mm 機銃 × 45
フォーミダブルポンポン砲 × 4840 mm 機銃 × 1220 mm 機銃 × 34
インドミタブルポンポン砲 × 4840 mm 機銃 × 2520 mm 機銃 × 36
インプラカブルポンポン砲 × 5240 mm 機銃 × 420 mm 機銃 × 51
インデファティガブルポンポン砲 × 5240 mm 機銃 × 1020 mm 機銃 × 40

防御

強靭な防御力で知られる本級最大の特徴が飛行甲板に施された装甲である、と一般に理解されているが、厳密に言うと前後エレベータ間に設けられた格納庫を装甲ボックス化し、その天蓋を飛行甲板にそのまま利用したものである。日本の「大鳳」や「信濃」とは構造的にかなり異なり、エレベータへの防御も施されていない。


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