イミニウム(Iminium)は、有機化学において、の一般構造[R1R2C=NR3R4]+を取る塩や陽イオンである。これ自体がプロトン化または置換基の結合したイミンである[1]。ベックマン転位やビルスマイヤー・ハック反応、スチーブン合成、ダフ反応等の様々な有機反応の中間体である。イモニウム(imonium)またはインモニウム(immonium)と呼ぶ場合もあるが、推奨されない。 イミニウムイオンは、通常R2C=N+構造を持つ。ニトレニウムイオン
イミニウムを経由する反応
ベックマン転位
エッシェンモーザー塩
ダフ反応
スチーブン合成
ビルスマイヤー・ハック反応
ピクテ・スペングラー反応
マンニッヒ反応
イミニウムイオン
関連項目
アンモニウム
出典^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版: (2006-) "iminium compounds".
^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版: (2006-) "iminylium ions".