イナズマン
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この項目では、特撮作品について説明しています。石ノ森章太郎の漫画作品については「イナズマン (漫画)」をご覧ください。

イナズママン」とは異なります。
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2013年1月)

イナズマン
ジャンル特撮テレビドラマ
原作石森章太郎
脚本

伊上勝

島田真之

高久進

上原正三

監督

塚田正煕

田口勝彦

山田稔

出演者伴直弥
声の出演飯塚昭三
ナレーター村越伊知郎
音楽渡辺宙明
オープニング「戦えイナズマン
エンディング「チェスト!チェスト!イナズマン」
言語日本語
製作
プロデューサー

荻野隆史

平山亨

井上雅央

加藤貢

制作NET

放送
放送局NETテレビ系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間1973年10月2日 - 1974年3月26日
放送時間火曜日19時30分 - 20時
放送分30分
回数25
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『イナズマン』は、1973年10月2日から1974年3月26日までNET系で毎週火曜日19時30分から20時00分に全25話が放送された、石森章太郎原作東映製作の特撮テレビ番組。また、それに登場する架空のヒーロー。
概要

本作品が放映された当時は超能力やUFOなどのオカルトものが一大ブームを起こしており、主人公が超能力者、主人公に協力する「少年同盟」も超能力を持つ少年少女によって構成されている、など本作品にも随所にそれらの要素が盛り込まれている[1][2][3]

主人公はサナギマンからイナズマンへの二段変身能力を持っているが、これはから蝶への羽化からイメージされたものである。蝶をモチーフとしたイナズマンのデザインは、蝶と超能力者をかけた言葉遊びからのアイデアであると言われている[2]
ストーリー

東南大学三年生・渡 五郎(わたり ごろう)はある夜、友人の丸目豪作とともに女性と少年が怪人に襲われる現場を目撃する。彼らはそこに助けに入るが怪人に攻撃を受け、五郎は海中に落下してしまう。

気がついた五郎は別の場所におり、その前には先ほどの女性と少年、数人の少年少女たちがいた。彼らは事情を説明する。「自分たちは超能力を持つミュータント・少年同盟であり、帝王バンバの率いる新人類帝国と戦っている」と。

さらに五郎の前に少年同盟の盟主・キャプテンサラーが現れる。彼は「五郎も超能力を持っている」と言い、それを覚醒させる。五郎の超能力とは2つのスタイルを持つ超人への変身能力、すなわちサナギマン、そしてイナズマンに2段変身するというものだった。五郎は少年同盟と共に新人類帝国のミュータンロボットと戦うことを決意する。

第24話・第25話(最終話)はファントム軍団との最終決戦であると同時に新たな敵・デスパー軍団の登場編でもあり、物語はそのまま(第25話の最後に「つづく」とある)『イナズマンF』へと続く。
登場人物
少年同盟とその協力者

少年同盟とは、キャプテン・サラーが悪の超能力者を倒すために作り上げた秘密組織である。メンバーは全員超能力を持った少年少女であり、卵形の飾り[注釈 1]が特徴のオレンジ色の制服とヘルメットを着用しており、「スパーッ!」の叫びとともに空高くジャンプして一回転することにより、私服姿から少年同盟の制服姿に瞬時に変わる。その基地は都内の地下深くに作られており、電話ボックスが入口。同盟員はエレクトロボーイ号[注釈 2]という自転車でパトロールを行い、ピットと呼ばれる型のバッジを通信機や投擲武器として使用する[注釈 3]。第11話以降、少年同盟のコスチュームは着用されなくなり、組織自体も有名無実化した[1]

少年同盟の名称や設定は、石森の漫画作品『少年同盟』が基になっており、『仮面ライダー』での「少年仮面ライダー隊」設定の成功を意識して作られた[1][4]

渡五郎 / イナズマン / サナギマン
東南大学の三年生。大学ではサッカー部に所属している。新人類帝国のイツツバンバラに襲われていた大木サトコとカツミを助けたことから自分が超能力者である事実を知り、少年同盟に加盟。人類の自由のために新人類帝国と戦うことを決意する。
丸目豪作
五郎と同じ緑が丘寮に住む東南大学の学友で、頭を丸め、ヒゲを生やしている。ドジな三枚目だが正義感の強い九州男児。超能力は持っていないが多少は武術の心得を得ており、その怪力で五郎や少年同盟とともに戦う。「質実剛健」をモットーにしているが、あまり金銭には縁がないらしく、生活費を稼ぐため、引越しの手伝いや港での肉体労働などのアルバイトをしている。少年同盟のメンバーが登場しないエピソード(第15、16、18、20、22話)では五郎とのコンビによる活躍が強調された。第12話には未登場。
大木サトコ
少年同盟の一員。ファントム兵士にも臆することなく立ち向かう勇敢な女性。第12、15、16、17、18、20、22話には未登場。第15話では出演していないにもかかわらずオープニングに名前がクレジットされていた。大木カツミ、富川カオルも同様。

企画書では水沢玲子という名称で、志穂美悦子が配役されていた[1]

大木カツミ
サトコの弟で少年同盟の一員。五郎を兄のように慕っているが、無茶な行動をすることも多い。第12、15、16、18、20、22話には未登場。
富川カオル
少年同盟の一員。地下基地の通信係で、出番は少ない。第12、15、16、18、20、22、24、25話には未登場。
キャプテン・サラー
少年同盟の指導者。五郎の資質を見抜き、五郎の超能力を目覚めさせた。第1話に登場したのみで、以降は姿を見せなかった[1]

企画書では帝王バンバの兄と設定されていた[1]

新人類帝国ファントム軍団

帝王バンバが結成した悪の超能力者集団。超能力者(ミュータント)を新たな人類であると考え、食糧危機や人口増加によって危機的状況を迎える50年後の地球を見据え、超能力を持たない不要な旧人類を奴隷化あるいは抹殺し、悪の心を持ったミュータントのみの世界を作り上げようとしている。秘密基地を全国各地に持つ。帝王バンバと彼に盲目的に従うミュータンロボット、ファントム兵士によって構成された冷酷非情の独裁組織だったが、新組織デスパー軍団の策謀によって組織は内部分裂を起こし、孤立無援となったバンバはイナズマンに倒されファントム軍団は壊滅した。
帝王バンバ
ファントム軍団の頂点に立つ帝王。イナズマンをも上回る力を持つ大超能力者。三本の指を持つ右腕を振るい、「バーラバラバラバラバンバー」という独特の唸り声をあげ、配下に命令を下す。目から破壊光線を放つ。旧人類の抹殺を第一目的としており、ミュータンロボットの超能力や戦闘機を使った大規模なテロを行なう。新組織デスパー軍団によって組織が崩壊寸前となったために仇敵である五郎と手を組もうとするが、五郎に拒絶され、帝国も完全に崩壊。最後の大計画として地殻変動装置によって日本列島の沈没を企み、火炎ファイターに変身してイナズマンに決戦を挑むがゼーバーの力に敗北。


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