『イッキー・サンプ』
ザ・ホワイト・ストライプス の スタジオ・アルバム
リリース2007年6月15日
2007年6月18日
録音テネシー州ナッシュビル ブラックバード・スタジオ
ジャンルガレージロック、オルタナティヴ・ロック
時間50分34秒(日本盤)
レーベルサード・マン・レコード/ワーナー・ブラザース・レコード
XLレコーディングス
プロデュースジャック・ホワイト
専門評論家によるレビュー
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ゲット・ビハインド・ミー・サタン
(2005年)イッキー・サンプ
(2007年)アンダー・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ
(2010年)
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『イッキー・サンプ』(Icky Thump)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、ザ・ホワイト・ストライプスが2007年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。バンドは2011年2月2日に解散を発表しており、結果的に最後のスタジオ・アルバムとなった[19]。 前作『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』(2005年)から本作のレコーディングまでの間に、ジャック・ホワイトはザ・ラカンターズとしてのデビュー・アルバム『ブロークン・ボーイ・ソルジャーズ』(2006年)を発表。また、ジャックはテネシー州ナッシュビルに移住し、メグ・ホワイト 本作のレコーディングは、ジャックの新居からそれほど遠くないナッシュビルのブラックバード・スタジオで行われ、ジョー・チッカレリがミキシングを担当した[22]。以前の作品と同様、コンピュータを使用せずアナログ・テープで録音されたが、今回は8トラックではなく16トラックのアナログMTRが使用され[23]、チッカレリによれば大部分の曲は15トラックで録音されたという[22]。レコーディングは3週間にわたり、ザ・ホワイト・ストライプスのアルバムとしては異例の長期戦となった[24]。 前作『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』で多用されたピアノは使用されず、外部ミュージシャンによるトランペットとバグパイプが導入され[25]、また、Univox
背景
レコーディング
なお、バンドは後にベックとの共同プロデュースで3曲を録音(うち2曲にはベックが演奏でも参加)しており、これらの曲は「コンクエスト」がシングル・カットされた際にカップリング曲として発表された[28]。 タイトル曲「イッキー・サンプ」は、ジャックが当時の妻カレン・エルソンから教わった「ecky thump」というイングランド北部で使われる言い回しを捩っている[29]。「コンクエスト」はパティ・ペイジが1952年にヒットさせた曲のカヴァーで、ジャックが10年にわたり歌いたがっていた曲である[26]。
楽曲