イタリック語
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イタリック語派
話される地域:ヨーロッパ
言語系統:インド・ヨーロッパ語族
 イタリック語派
下位言語:オスク・ウンブリア語群ラテン・ファリスク語群ウェネティ語?
ISO 639-5:itc

イタリック語派(イタリックごは)は、インド・ヨーロッパ語族の一語派ケントゥム語に属す。オスク・ウンブリア語群ラテン・ファリスク語群とに分類される。紀元前1000年?500年頃、他の語族語派の言語とともに古代のイタリア半島で使われた(→古代イタリア地域諸言語)。イタリック語派を用いる古代の部族はイタリック人と呼ばれる。古イタリア文字を使うことが多かった。

ラテン語はイタリック語派のうち最も広く使われた言語であり、ラテン・ファリスク語群に属する。ローマ帝国の拡大に従いラテン語が広がると他のイタリック語派の言語は死語になった。

現在のイタリア語俗ラテン語を起源とするロマンス諸語[1]に属する。 紀元前6世紀イタリアの言語分布
語群
オスク・ウンブリア語群 (Osco-Umbrian)


ウンブリア語 (Umbrian)

オスク語 (Oscan)

サベリア語群 (Sabellian)

ウェスティニ方言 (Vestinian)

ウォルスク方言 (Volscian)

エクウ方言 (Aequian)

サビン方言 (Sabinian)

南ピケネ語 (South Picene)

パエリグニ方言 (Paelignian)

プレストン方言 (Prestonian)

マルキニ方言 (Marrucinian)

マルス方言 (Marsian)

Pre-Samnite

Hernican


ラテン・ファリスク語群 (Latino-Faliscan)


ファリスク語 (Faliscan)

ラテン語 (Latin)

ロマンス諸語 (Romance) - 新ラテン語 (Neo-Latin) ともいう。


脚注^ ラテン語の口語俗ラテン語)を起源とする諸方言がローマ帝国の崩壊以降それぞれ言語として独立しロマンス諸語が生まれた。

関連項目

古ラテン語










インド・ヨーロッパ語族の関連項目
語派

インド・ヨーロッパ祖語

アナトリア語派

トカラ語派

ヘレニック語派

アルバニア語派

アルメニア語派

インド・イラン語派

インド語派


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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