イタダキマン
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タイムボカンシリーズ
通番題名放映期間
第6作逆転イッパツマン1982年2月
- 1983年3月
第7作イタダキマン1983年4月
- 1983年9月
第8作タイムボカン2000
怪盗きらめきマン
2000年4月
- 2000年9月

アニメ:タイムボカンシリーズ イタダキマン
原作九里一平タツノコプロ企画室
監督笹川ひろし(総監督)
シリーズ構成酒井あきよし
脚本酒井あきよしほか
キャラクターデザイン天野嘉孝
メカニックデザイン大河原邦男
音楽神保正明山本正之
アニメーション制作タツノコプロ
製作フジテレビ、タツノコプロ
放送局フジテレビ系列
放送期間1983年4月9日 - 9月24日
話数全20話
その他第19話は本放送時未放映。
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『タイムボカンシリーズ イタダキマン』(英語表記:Itadakiman)は、1983年4月9日から9月24日までフジテレビ系列で、毎週土曜19:30 - 20:00(JST)に全20回[注 1] が放映された、タツノコプロフジテレビ制作のテレビアニメ。『タイムボカンシリーズ』としては最後のモノラル放送作品でもある。
概要

タイムボカンシリーズ』第7作目。「フジテレビ制作作品」かつ「昭和のタイムボカンシリーズ」として、そしてメインスポンサーとしてタカトクトイスが参加した最後の作品でもある。企画段階では『チン遊記オシャカマン』[1]との番組タイトルだったが、「おしゃかになる」が「だめになる」という意味になり縁起が悪いために改題された。『イタダキマン』のタイトルの由来は「視聴率を戴く」という意気込みを込めたものである[2]

本作品では『西遊記』を各種設定のモチーフとし、同時にマンネリ打破を目指した前々作『ヤットデタマン』及び前作『逆転イッパツマン』から一転、原点回帰へ向けた様々な取り組みがなされている。作風は前作のシリアス路線とは対照的に、シリーズ本来のコメディテイストを前面に押し出した、低年齢層向けの解りやすいものへと変更[注 2]。また登場するメカも『ヤットデタマン』から続いていた直立ロボット路線から、昆虫や動物など低年齢層向けの親しみのある生き物をモチーフとしたものとなっている[3]。さらにシリーズ作品の多くで導入されていた「モノ探し」の要素も本作品にて復活している。その上で、「主人公が素性を隠して平素は三悪人と行動している」「イタダキマンの毎回の敵は妖怪であり、三悪人は妖怪の戦闘をサポートするセコンド的立場となった」「これまでメカに乗り込んで戦ってきたヒーロー自身が巨大化変身して戦う」など、新たなアイデアも導入している。一方で、シリーズ2作目である『ヤッターマン』を除き、シリーズで長らく踏襲されてきた「タイムトラベル」要素は本作品では盛り込まれていない。

前作まで土曜18時台後半に放送されていた『タイムボカンシリーズ』であるが、本作品では1時間繰り下げる形で19時台後半へと移動した。当時フジテレビの同時間帯は、1980年3月に『欽ちゃんのドンとやってみよう!』が終了して以降、裏番組に高視聴率を誇った『クイズダービー[注 3]や『あばれはっちゃくシリーズ』[注 4]があったことなどから後番組が軒並み半年以内で打ち切られていたこともあり[4]、放送枠のてこ入れとして『タイムボカンシリーズ』を移動させたものの、本作品も視聴率は9%台と低迷し、やはり半年という短命に終わった[注 5]。チーフディレクターの笹川ひろしは、内容的には面白いものになったと自負する一方、低視聴率になった原因について「時間帯の変更により定着していた視聴習慣が新しい時間帯にはなかったのではないか」と分析している[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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