イオンモール岡山
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初代「イオン岡山店」については「イオンスタイル岡山青江」をご覧ください。
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イオンモール岡山
AON MALL OKAYAMA

地図

店舗概要
所在地700-0907
岡山県岡山市北区下石井1丁目2番1号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分42秒 東経133度55分07秒 / 北緯34.66167度 東経133.91861度 / 34.66167; 133.91861 (イオンモール岡山)座標: 北緯34度39分42秒 東経133度55分07秒 / 北緯34.66167度 東経133.91861度 / 34.66167; 133.91861 (イオンモール岡山)
開業日2014年平成26年)12月5日
正式名称イオンモール岡山
土地所有者イオンモール株式会社
施設管理者イオンモール株式会社
設計者株式会社大本組東京本社一級建築士事務所
施工者株式会社大本組
敷地面積46,000 m²
延床面積250,000 m² 
商業施設面積総賃貸面積 92,000 m2
中核店舗イオンスタイル岡山
東急ハンズ岡山店
イオンシネマ
店舗数AON STYLEと356の専門店
営業時間店舗により異なる
駐車台数約2,500台
前身林原本社工場・林原モータープール
商圏人口192万人(岡山県全域)
最寄駅JR西日本岡山駅
最寄IC山陽自動車道岡山IC
外部リンクaeonmall-okayama.com

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イオンモール岡山(イオンモールおかやま)は、岡山県岡山市北区にあるイオンモール株式会社の全国初の都市型ショッピングセンターである。2014年11月29日から6日間のソフトオープン(プレオープン)を経て、12月5日にグランドオープンした。

イオンモールの西日本旗艦店に位置づけられている。
概要

イオンモールが岡山駅南の旧林原所有地を取得、2014年12月5日に開業したショッピングセンターであり、それまで郊外ロードサイドをメインに出店してきた同社が政令指定都市中心駅前に立地する(レールサイド)商業施設を手がけるのは初めてとなる。

開発計画では中国・四国地方最大級の「都市型大規模モール」として、地下2階・地上8階の多層階、350の専門店で構成されている[1][注釈 1]。イオンモールの「西日本における旗艦店」と位置づけ、年間2000万人の集客を見込んでいる[2]地下街岡山一番街を通じて、雨に濡れずに徒歩で岡山駅にアクセスすることができる。同店の開業は天満屋が位置する表町商店街など岡山市中心部に大きな影響を与えた。

着工時に発表された開発コンセプトは「おかやま未来スタイル創造特区」であり、東京大阪神戸など大都市圏と遜色ない商品を取り入れた商業施設が目指されている[2]。1階から4階までは「“モノ”体験」として先端ファッションやフードコートなどが整備される。5階から7階は「“コト”表現」として、ルーフトップガーデンやレストラン街のほか、岡山放送(OHK)のスタジオ・報道部門のオフィス[3]、600席のホール、シネマコンプレックスなどが整備される予定とされた[4]

2014年8月22日には店舗の詳細が発表され、モールコンセプトとして「ハレマチ (haremachi) 」が発表された。モール内は、岡山駅南地下道と接続する地下2階のharemachi Gate、1階-4階までつながる吹抜けの「未来スクエア」、オープントップ部分にステップガーデンが配置された5階-7階の「haremachi Garden」という「3つの異なる都市空間」で構成される。また、開業当初のテナントは356店舗(うち岡山県の地元企業65店舗、岡山県内初出店238店舗)であり、600席収容の「おかやま未来ホール」、岡山のものづくりを体感できる「ハレマチ特区365」の導入、モール独自のインターネットテレビ放送局「haremachTV」[注釈 2]などの広域情報発信機能が設置される[5]

中心市街地への立地から公共交通機関の利用を見込み、駐車場は約2,500台分の整備にとどめ、イオンモール倉敷など郊外型の既存店に比べて少ない配置となっている。

なお、東に面している市役所筋を介して向かい側には同じイオングループのファッションビル岡山ビブレがあったが、イオンモール岡山の開業に伴い、2014年5月11日をもって閉店した。跡地はイオンモール岡山と一体で再開発する方針で検討が進められていたが[6]、旧A館部分をカジュアル衣料大手のストライプインターナショナルが、旧B館部分を両備HD源吉兆庵HDがそれぞれ取得し開発することとなった[7]。ただし、ストライプインターナショナルが取得した部分は、社長の不祥事があった後に売却されている。

また、岡山市北区青江にあったイオン岡山店(旧)も2014年9月末で閉店となり、建て替えの上、2019年7月26日に平屋建ての総合スーパー「イオンスタイル岡山青江」として再開業した[8]。なお、駐車場が2015年8月30日まで、土曜日、日曜日、祝日を中心にイオンモール岡山の来客用として使用され、イオンモール岡山との間は無料シャトルバスが運行されていた。

2021年2月28日に核テナントの一つであるタカシマヤフードメゾン岡山店が閉店した。2021年春から1年半をかけて開業以来初となる大規模リニューアルを行う予定である。
略歴林原所有時代
(2011年12月撮影)

イオンモール岡山が立地するJR岡山駅南の約8万8000m2の敷地は、岡山市に本社を置くバイオメーカーの林原(現・ナガセヴィータ)が1946年に旧日本電気の工場跡地を取得したもので、以来、長年にわたり本社および有料駐車場(林原モータープール)、レンタカー店[注釈 3]として活用されていた[9]

2002年には林原が自社所有地の再開発構想として、「ザ ハヤシバラ シティ」構想を発表した[10]。「世界の名所になるような近未来都市をつくる」というコンセプトで、2つの大型百貨店、高級ホテル、35階建てのオフィスビルや45階建てマンション、恐竜の化石を展示する自然科学博物館や美術館などの文化施設を設けた複合施設として、2009年末までに開業するという構想であった[11]2003年には国土交通省より都市再生特別措置法に基づく緊急整備地域のうち「岡山駅東・表町」の一部として指定されたが、長引く景気の低迷によって所有地の地価の下落が続き、着工のめどが立たない状況が続いていた。総額約1,400億円の負債を抱え、不正経理の発覚により資金繰りが悪化した林原は、2011年2月に東京地方裁判所会社更生法の適用を申請し、事実上の経営破綻に陥ったことで、この構想は頓挫した[12]


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