イエスショウズ
[Wikipedia|▼Menu]

『イエスショウズ』
イエスライブ・アルバム
リリース1980年11月24日
録音1976年8月17日-1978年10月28日
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間79分45秒
レーベルアトランティック・レコード
プロデュースイエス (クリス・スクワイア)
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

チャート最高順位

22位(イギリス)[1]

43位(アメリカ)[2]

イエス アルバム 年表

ドラマ
(1980年)イエスショウズ
(1980年)クラシック・イエス
(1981年)

テンプレートを表示

『イエスショウズ』(Yesshows)は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドイエスの2枚組ライブ・アルバムである。1980年にアトランティック・レコードが発表した。
解説
制作経緯

1979年の夏、メンバーのクリス・スクワイアはホーム・スタジオでイエスのライブ・アルバム用の音源を選択してミキシングを行なった。しかしデモ編集が終わり、ロジャー・ディーンによるジャケット・デザインも完成した時点で、他のメンバーが彼の選曲とミキシングに不満を表明したので、企画は一旦お蔵入りになった[3]

1980年、ジョン・アンダーソンリック・ウェイクマンが脱退した[4]。残ったスクワイア、スティーブ・ハウアラン・ホワイトは、バグルストレヴァー・ホーンジェフ・ダウンズを迎えて8月に新作アルバム『ドラマ』を発表してツアーを開始。一方、アトランティック・レコードは12月に本作を発表した[3]
内容

1976年のアンダーソン、スクワイア、ハウ、ホワイト、パトリック・モラーツによるアルバム『リレイヤー』のツアー、1977年と1978年のアンダーソン、スクワイア、ハウ、ホワイト、ウェイクマンによるアルバム『究極』と『トーマト』のツアーの演奏が編集収録された。「錯乱の扉」と「儀式」はモラーツが参加した1976年のツアーからの音源。彼が参加したイエスの正規のライブ音源は当時、本作とビデオソフトの『イエス/ライヴ 1975』だけだった。

1973年に発表されて好評だった3枚組ライブ・アルバム『イエスソングス』とは収録曲が重複していない[注釈 1]ことから、本作は『イエスソングス』の続編という位置づけであったと考えられる。
収録曲
アルバム
A面

パラレルは宝

時間と言葉

究極

B面

錯乱の扉

C面

クジラに愛を

儀式(パート1)

D面

儀式(パート2)

不思議なお話を

CD
ディスク1

パラレルは宝

時間と言葉

究極

錯乱の扉

ディスク2

クジラに愛を

儀式(パート1) ※

儀式(パート2) ※

不思議なお話を

※つながって収録されている。
レコーディング・メンバー

ジョン・アンダーソン ? ボーカル

クリス・スクワイア ? ベース・ギター、ボーカル

アラン・ホワイト ? ドラムス

リック・ウェイクマン ? キーボード(「錯乱の扉」「儀式」を除く)

パトリック・モラーツ ? キーボード(「錯乱の扉」「儀式」のみ)

スティーヴ・ハウ ? ギター、ボーカル

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 1曲目の「パラレルは宝」の冒頭に、『イエスソングス』にも収録されたストラヴィンスキー作曲の「火の鳥」のテープの最後の約1分20秒が収録された。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:27 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef