アーレン_(バーデン=ヴュルテンベルク)
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紋章地図
(郡の位置)

基本情報
連邦州:バーデン=ヴュルテンベルク州
行政管区:シュトゥットガルト行政管区
郡:オストアルプ郡
市町村連合体:アーレン行政共同体
緯度経度:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯48度50分14秒 東経10度05分37秒 / 北緯48.83722度 東経10.09361度 / 48.83722; 10.09361座標: 北緯48度50分14秒 東経10度05分37秒 / 北緯48.83722度 東経10.09361度 / 48.83722; 10.09361
標高:海抜 430 m
面積:146.58 km2
人口:

68,351人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:466 人/km2
郵便番号:73430?73434, 73453
市外局番:07361, 07366, 07367
ナンバープレート:AA, GD
自治体コード:

08 1 36 088
行政庁舎の住所:Marktplatz 30
73430 Aalen
ウェブサイト:www.aalen.de
首長:ティーロ・レンチュラー (Thilo Rentschler)
郡内の位置

地図

旧市庁舎とヨーゼフ1世の像がある市場の泉展望塔アールボイムレから観たアーレン市中心部

アーレン (ドイツ語: Aalen, ドイツ語発音: [ˈaːl?n][2]) は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト行政管区オストアルプ郡の郡庁所在地である。この街は州東部の中規模都市であり、シュトゥットガルトの東約 70 km、ウルムの北約 50 km に位置している。シュヴェービッシェ・アルプ北東端のコッハー川上流の谷、いわゆるアーレン盆地に位置している。

アーレンは、ローマ人の城砦近くのアレマン人の村落から発展し、1360年帝国都市となった。1634年の大火の後、市庁舎や市教会など多くの建物が再建された。アーレンは1803年にヴュルテンベルクのオーバーアムト都市であった。現在のアーレンは郡庁所在地であり、中級中心都市となっている。機械製造の他に、光学機器、製紙業、情報産業、繊維業が経済構造の重要な担い手となっている。アーレンはさらに、約5,700人の学生が在籍しているアーレン技術・経済大学がある大学都市でもある。

面積 146.63 km2 のアーレン市は、バーデン=ヴュルテンベルク州で7番目、シュトゥットガルト行政管区では2番目に広い街である。また、人口 67,000人は、オストアルプ郡およびオストヴュルテンベルク地方で最大、バーデン=ヴュルテンベルク州で15番目に人口の多い都市である。
地理
位置アーレン市の南側から撮影した空中写真。手間の細長く伸びた集落がウンターコッヘン、その奥が中核市区で、アーレン盆地の形態がよく判る

アーレンは、南部と東部にそびえるシュヴェービッシェ・アルプ東部からコッハー川が抜け出そうとする上流域の谷、いわゆるアーレン盆地に位置している。市の北はエルヴァンゲン山地につながっている。北西にはヴェルラントが位置する。

アーレンの市域は、シュヴェービッシェ・アルプ東部フォアラント(市の西部)とシュヴェービッシュ=フレンキッシェ森林山地(北部と北西部)を含む。これらの地形はいずれもシュヴェービッシェス・コイパー=ライアス=ラントに含まれる。また、アルブーフ(南西部)やヘルツフェルト(東部)にも属している。これらはシュヴェービッシェ・アルプに包含される地域名である。

コッハー川はオーバーコッヘンから市の南側に入り、北に向かってウンターコッヘン、中核市区(ここでアール川が合流する)、ヴァッサーアルフィンゲンを貫いて、北のヒュットリンゲン方向に流れ出る。アーレン近郊では、レムス川(アーレンの西、エッシンゲン近郊)やヤクスト川(アーレンの東、ウンターシュナイトハイム近郊)が湧出している。コッハー川を含めこれらの川はいずれも、ネッカー川の支流である。

内市街のマルクト広場は、海抜 430 m に位置している。市域の最低地点はローダムスデルフレ近郊のライン川(コッハー川の支流)で海抜 375 m、最高地点はヒムリンゲン近郊のグリューネンベルク山頂の海抜 733 m である[3]
市の構成

アーレンの市域は中核市区と、1938年(ウンターロムバッハ)から1975年(ヴァッサーアルフィンゲン)までの間に合併した町村からなる(市町村合併の項参照)。1970年代の最後の地域再編によって市管区 (ドイツ語: Stadtbezirke) という名称ができ、同時にバーデン=ヴュルテンベルク州の市町村法で定める地区 (ドイツ語: Ortschaft)が定められた。各地区は、住民の選挙によって選出される地区議会と地区代表の議長を有している。

アーレン中核市区や合併した町村にはさらに細かい部分地区が数多く属している、その多くは、長い独自の歴史を有しているが、独自の名前を付けられた新しい住宅地もある。しかしこれらには確定した境界がない。以下に本市の構成をまとめる[4]

地区名紋章§面積 (km2)人口[5]§§部分集落地区図
アーレン(中核市区)Aalen
(Kernstadt)20.817[6]26,259ヒムリンゲン、ヒルシュホーフアーレン地区図
デヴァンゲンDewangen16.533[7]3,162アウスホーフ、ベルンハルツドルフ、ブロンネンホイスレ、ブーベンライン、デーゲンホーフ、ドレーアーホーフ、ファウルヘルホーフ、フロイデンヘフレ、ゴビュール、グロースデルツァーホーフ、ハルデンハウス、ヒュッテンヘーフェ、クラインデルツァーホーフ、コールヘフレ、ランゲンハルデ、ルストホーフ、ノイホーフ、ラウブル、ライヒェンバッハ、リーゲルオーフ、ロダムスデルフレ、ロートゾルト、シャーフホーフ、シュルトハイセンヘフレ、シュトライトヘフレ、タンネンホーフ、トリューベンロイテ
エプナートEbnat21.161[8]3,337アファルターヴァング、ディーパーツブーフ、ニージッツ
ファハゼンフェルトFachsenfeld3.590[9]3,540ボーデンバッハ、フランケンアイヒ、ハンゲンデンブーフ、ヒムリングスヴァイラー、ミュールホイスレ、ザンツェンバッハ、シェレンミューレ、シュピッツシャーフハウス、シュタインフルト、ヴァイブリンゲン
ホーフェンHofen12.585[10]2,018アッテンホーフェン、フュルジッツ、ゴルツヘーフェ、ハイマーツミューレ、ケラーハウス、オーバーアルフィンゲン、ヴァーゲンライン
ウンターコッヘンUnterkochen21.444[11]4,943ビルクホーフ、グラスヒュッテ、クラウゼ、ノイコッヘン、ノイツィーゲルヒュッテ、プルファーミューレ、シュテファンスヴァイラーミューレ
ウンターロムバッハ /
ホーフヘルンヴァイラーUnterrombach/
Hofherrnweiler9.757[12]9,134ハーネンベルク、ハンマーシュタット、ホーフヘルンヴァイラー、ラウフホーフ、メトレ、マンテルホーフ、ネスラウ、オーバーロムバッハ、ポンペルホーフ、ラウエンタール、ザントベルク、ザウアーバッハホーフ、シュヴァルベンホーフ、ゾフィーエンホーフ、フォーゲルザンク
ヴァルトハウゼンWaldhausen24.375[13]2,378アルレスベルク、ベルンローエ、ボイレン、ブラステルブルク、ガイゼルヴァング、ホーエンベルク、ノイバウ、ジムミスヴァイラー
ヴァッサーアルフィンゲンWasseralfingen15.964[14]11,712アファルターリート、ブラウンゼンリート、エルツホイスレ、ハイゼンベルク、メーダーホーフ、オナーツフェルト、レーテンベルク、レートハルト、トレパッハ、ヴァイデンフェルト


§ 合併前の独立した町村時代の紋章

§§ 2015年12月31日現在の人口

アーレンの市域の、南北の最大幅は 18 km、東西のそれは 25 km である。2012年12月31日現在の面積は14,662.6ヘクタールである。土地用途別の面積と占有率を以下の表に示す。

土地利用種別面積農業用地森林住宅地産業用地交通用地水域レジャー用地その他
面積 (km2)60.8854.4610.204.209.470.511.884.98


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