アーヤと魔女
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アーヤと魔女
Earwig and the Witch

監督宮崎吾朗
脚本丹羽圭子
郡司絵美
原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
製作総指揮吉國勲
土橋圭介
星野康二
出演者寺島しのぶ
豊川悦司
平澤宏々路
木村有里
柊瑠美
岩崎ひろし
ニケライ・ファラナーゼ
谷口恵美
齋藤優聖
鈴木花穏
石田さくら
佐伯美由紀
徳田章
シェリナ・ムナフ
濱田岳
音楽武部聡志
主題歌シェリナ・ムナフ
『あたしの世界征服』
撮影奥井敦
制作会社スタジオジブリ
製作会社NHK
NHKエンタープライズ
配給東宝
公開 日本
TV放送:2020年12月30日2021年12月31日
劇場公開:2021年8月27日
上映時間82分(劇場版83分)
製作国 日本
言語日本語
興行収入3億円[1]
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『アーヤと魔女』(アーヤとまじょ、英語: Earwig and the Witch)は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによるファンタジー小説[2]、またそれを原作としたスタジオジブリ制作のアニメーション映画

2020年12月30日2021年4月29日[3]の劇場公開に先んじて簡易版がNHK総合テレビ(NHK G)で放映され[4][5]新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う公開延期期間を経て2021年8月27日に劇場公開された。

以下では、アニメ作品について説明する。
概要

企画は宮崎駿、監督は宮崎吾朗[6]。原作は『ハウルの動く城』の著者でもある、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

2014年末に制作部が解散され、2016年4月1日に宮ア駿のかつての個人事務所であった二馬力を吸収合併して以降初のスタジオジブリ作品となり、同社としては初の3DCGによるアニメーション作品である[7]。また、ジブリに加えて日本放送協会(NHK)とNHKエンタープライズ(NEP)も製作に加わった関係から、劇場公開に先んじて簡易版ではあるが地上波放送局であるNHK総合テレビにて行われた[5][8]日本テレビ以外の放送局がスタジオジブリ作品の製作に関わり、同作品の放映も同局系列以外で行われたのも初である。

2021年4月29日に追加映像を加えて劇場公開される予定であったが[9]、同年4月23日、配給元の東宝が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い公開延期を発表[10]、6月17日に新たな公開日が8月27日と発表された[11]
キャッチコピー

「わたしはダレの言いなりにもならない。」
[12]

「私のどこが、ダメですか?」[13]

ストーリー

1990年代イギリス。幼少期から孤児院孤児として育ってきた10歳の少女アーヤ・ツールは、誰もが自分の思い通りにしてくれる孤児院での生活に快感を覚えていた。しかし、ある日魔女のベラ・ヤーガと彼女と共に暮らす男マンドレークに引き取られることになる。

ベラ・ヤーガに魔法を教わることを条件に彼女の助手として働くことを約束したアーヤであったが、いくら頑張ってもこき使われるばかりで1つも魔法を教えてくれない。そこでアーヤは、ベラ・ヤーガの使い魔の黒猫トーマスの力を借りて反撃を始めるのであった。

「すべての魔法から身を守る」という魔法の薬を作ったアーヤは、魔女の『ミミズの魔法』を利用して、ミミズをマンドレークの部屋に入れてしまう。マンドレークは怒り狂い、ベラ・ヤーガに一泡吹かせることに成功する。
登場人物
アーヤ・ツール
本作の
主人公孤児院に住む10歳のハサミムシのような髪型をした少女。表情豊かであり、喜怒哀楽の感情を隠さずコロコロと変わる。周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまう賢さと強かさを持つ。本名は「アヤツル」(Earwig)であるが、そのことを本人は知らない。
ベラ・ヤーガ
呪文を作り、それを売って生計を立てている魔女。自己中心的な性格。「自身の新たな『手』が欲しい」という理由でアーヤを引き取り彼女をこき使っていたが、アーヤに悪戯され罰としてミミズを差し向けたことでマンドレークから大目玉を食らい、以降は彼女を1人の助手として接するようになった。かつてはロックバンド「EARWIG」のドラマーであった。
マンドレーク
ベラ・ヤーガと共に暮らしている大男。小説家。怒ると歯止めが利かなくなるため、ベラ・ヤーガですら彼に対しては酷く気を遣っている。口癖は「私をわずらわせるな」。常に無愛想な様子であるが、アーヤの好物や差し入れを用意するなど、面倒見が良い一面もある。かつては「EARWIG」のリーダーであった。パートはキーボードで、現在も自室で演奏している。
トーマス
ベラ・ヤーガの使い魔の黒猫。人の言葉を話す。ベラ・ヤーガが呪文を作る際に必要とされているが、彼女のマジナイが嫌いでいつも逃げようとする。臆病な性格であるが、図々しいところもある。ベラ・ヤーガからの罰の影響で、ミミズが大の苦手。
アーヤの母親
かつて「EARWIG」のボーカルとして活躍したが、ベラ・ヤーガと仲違いになったことで彼女たちから離れ、バンドも解散した。12人の仲間の魔女から逃れる為、アーヤを孤児院に預けた。後に、アーヤのクリスマスパーティーに参加する。ちなみに、劇中では名前は明かされていない。
カスタード
孤児院でのアーヤの親友。とても臆病な性格。
声の出演

役名日本語版英語吹き替え版[14]
アーヤ・ツール平澤宏々路[15]テイラー・ペイジ・ヘンダーソン
ベラ・ヤーガ寺島しのぶヴァネッサ・マーシャル
マンドレーク豊川悦司リチャード・E・グラント


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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