アーマード・コア_ラストレイヴン
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アーマード・コア ラストレイヴンジャンル3D戦闘メカアクション
対応機種PS2PSP
開発元フロム・ソフトウェア
発売元 フロム・ソフトウェア
Agetec(英語版)
505 Games
人数1?4人
PS2版
i.LINKケーブルまたはLANケーブル使用で最大4人まで、モデム通信で最大2人までの対戦が可能
PSP版
無線LAN(アドホックモード)で最大4人まで
メディア[PS2]DVD-ROM
[PSP]UMD
発売日PS2
2005年8月4日
2006年11月6日(廉価版)
2006年6月13日
2006年10月6日
PSP
2010年3月4日
2010年5月3日
2010年7月14日
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『アーマード・コアラストレイヴン』(ARMORED CORE LAST RAVEN)は、フロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation 2用ロボットアクションゲームであり、PS2で発売された最後の『AC』シリーズである。通称は『LR』(Last Raven)。キャッチコピーは「誰もが、生きるために戦っている。」。2005年8月4日発売。2006年11月30日に廉価版が発売された。

『AC』シリーズ10作目として位置づけられている作品だが、9作目の『アーマード・コア ナインブレイカー』と本作の間に、『アーマード・コア フォーミュラフロント』がリリースされているため、ロボットアクションゲームとしての『AC』シリーズ第10作となる。

2010年3月4日に、様々な追加要素を加えた『アーマード・コア ラストレイヴン ポータブル』(以下:PSP版)が発売された。キャッチコピーは『最後の傭兵(ラストレイヴン)となるものは誰か?』。初回特典として『AC3P』『ACSLP』と本作の設定イラストを収録した設定資料集が付属し、予約特典として『アーマード・コアV』との連動キャンペーンで使用するプロダクトコードが入手できるキャンペーンコードが封入されている。
ゲームシステム

本作はミッションの選択内容によってストーリーが変化し、最終的には異なる6つのエンディングにたどり着く「アクティブミッション」と呼ばれる形態を採る[1]

また、過去作品に登場したパーツが復刻版として多数追加されており、アリーナではこれまでのオープニング映像に出演した機体と戦うことができる。
部位破壊システム
パーツごとにダメージが蓄積し、一定値を越えると損傷、破損が発生し性能が低下や、もしくは欠損による重量の減少、エネルギー供給の増加がある。破損した場合、そのパーツは使用不可となるため、改めて買い直す必要がある。AC3SLでの武器破壊システムを進化させたものであるが、武器破壊システムではON/OFFの切り替えが可能であったのに対して、部位破壊システムではON/OFFの切り替えができない。なお、本システムの搭載に伴い、当たり判定が部位ごとに細分化されている。
VRアリーナ&EXアリーナ
ストーリーの内容上、本作ではアリーナという概念はない。VRアリーナはこれまでとは異なるかたちで採用されている。仕様はこれまでとやや異なり、賭け金を出す必要がある。EXアリーナは1周クリアすると追加される。
メニュー画面の仕様変更
ACFFに準規したクロスメディアバータイプのメニュー構成を採用しており、前作まで目的のパーツの並び場所まで移動するのに現在の位置からその間のパーツモデルをロードしていたが、縮小画像に変更し、パーツ決定時や一定時間パーツを選択し続ける事で改めてパーツモデルをロードし、読み込み速度が改善された。また、前作までは機体をガレージに3機までしか待機させる事ができなかったが、本作では5機まで待機可能となっている。ここでも読み込み速度の改善の一環として機体表示は1機のみで、任意でそれぞれの機体を選択しロードするようになっている。ガレージ自体のレイアウトも変更され、機体の閲覧機能が追加された。ミッション出撃時には脚部の違いにより、それぞれ出撃の仕方が異なる。
ミッションの高難易度化
本作のミッションでは、対AC戦のミッションが非常に多い上、狭いステージや電波障害が発生しているステージや地形が悪いステージも多く、前述の部位破壊システムもあり、歴代シリーズ屈指の高難易度となっている。さらにPSP版では、ボタン数に起因する操作性のレスポンスの悪さが高難易度化に拍車を掛けている。こうした高難易度仕様に対する救済措置として、本作では「アーマード・コア ネクサス(以下NX)」、「アーマード・コア ナインブレイカー(以下NB)」からのデータコンバートに対応している。また、PSP版も同様にAC3PとSLPからのデータコンバートに対応している。
熱管理システムの緩和とパーツパラメータ修正
本作では、ブースタの出力上昇により、移動速度は前作に比べて上昇し、機体温度の上昇も緩和されている。また、前作まで悪化していたブレードホーミングがわずかながら向上している。
PSP版での追加機能
PSP版はアドホック通信による最大4人での通信対戦が可能である[1]。また対戦モードでは禁止パーツの設定といったレギュレーションシステムが採用されている[1]
その他
本作では、損傷部位の表現が強調されるようになった。また、初の試みとして、敵勢力に歩兵が登場した[2]
ストーリー

前作『NX』のエンディングで起こった特攻兵器の飛来により世界が壊滅的打撃を受けてから数ヵ月後。辛うじて企業として生き残ったミラージュ、クレスト、キサラギの3社は自分達の支配の安定化を目的とした「アライアンス」という同盟を結ぶ。これに対し、一部のレイヴンが武装組織「バーテックス」を組織し、“アライアンスの打倒とレイヴンによる新たな秩序の創出”を旗印に、アライアンスに対する総攻撃を予告した。両陣営の戦闘は激しさを増し、総攻撃の予告時刻まで残り24時間。戦局の行方は旧世代兵器との戦闘を生き延びた、22人のレイヴンに委ねられた。
キャラクター
プレイヤーの周辺人物
シーラ・コードウェル
声:
深見梨加プレイヤーのマネージャー、及びオペレーターを務める女性。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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