アースデイ(別名:地球の日、英: Earth Day)は、地球環境について考える日として提案された記念日である。4月22日のアースデイが広く知られているほか、それ以外の日のアースデイも存在する。目次 最初にアースデイの概念が提起されたのは1969年、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)における環境関連の会議である。スプートニク・ショックをきっかけに米ソの宇宙協力[1]を呼びかける平和運動などを行っていたジョン・マコーネルが提案したこの概念を最初に採用したのはサンフランシスコ市で、同市の市長であったジョセフ・アリオト
1 国際連合のアースデイ
2 4月22日のアースデイ
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
国際連合のアースデイ
毎年、この日には国連本部にある「日本の平和の鐘」が鳴らされている。
2009年の国連総会で、4月22日を「国際母なる地球デー(英語版)」とすることが採択され、翌2010年から実施されている。
4月22日のアースデイ デニス・ヘイズ
アメリカ合衆国ウィスコンシン州選出のアメリカ合衆国上院議員であったゲイロード・ネルソン(英語版)は、アメリカの大学生たちが気候的に過ごしやすく、休みでも試験期間中でも祝日でもないため参加しやすい日程であった1970年4月22日の水曜日をアースデイとし、主に学生に討論会への参加を呼びかけた(この日はたまたまウラジミール・レーニンの生誕100年の日であったが、ネルソンはその事を知らなかったことから、この両者を結びつけるのは環境保護主義者に共産主義者のレッテルを貼ろうとする右派のこじつけによるものである)。この呼びかけに呼応した人間の数は2000万人以上であったとも言われている。
この時、ネルソンがアメリカ合衆国内の活動の統括役として選び出したのが、当時スタンフォード大学の大学院生であったデニス・ヘイズである。ヘイズはガレット・デュベルを編集者として討論集会の為のハンドアウトを作成するなど、ネルソンの構想に協力して集会を成功に導いた。ヘイズはこれをきっかけとして大学を去り、アースデイの定着に力を注いだ。
その後、4月22日のアースデイ集会という運動形態は、全世界へ広まっていった。またアメリカでは、この行動によって、環境問題に対して人々の関心が払われるようになり、環境保護庁の設置や各種環境保護法が整備された。
1990年には米国、ソ連、中華人民共和国が協力してエベレストを登山するアースデイ20国際平和クライムが行われた。
日本においては、1990年から2000年までを一つの区切りとして、毎年4月を中心にアースデイに関連する催しや取り組みが続けられたが[5]、2001年以降もTOKYO FMとJFNの共同主催で行われている、「EARTH×HEART LIVE」など様々な解釈や形態のもと継続的に行われている。 ウィキメディア・コモンズには、アースデイ
脚注^ ⇒Tribute to John McConnell - Robert M. Weir
^ Earth Day: Visions of Peace, Justice, and Earth Care: My Life and Thought at Age 96. p.31
^ ⇒"United Nations". nationalanthems.info. Retrieved 29 September 2014.
^ ⇒"Voices : An anthem for the Earth". The-kathmandu-post. Retrieved 29 September 2014.
^ ⇒アースデイ記録集
参考文献が望まれています。
関連項目
WE LOVE MUSIC, WE LOVE THE EARTH
→コスモアースコンシャス アクト アースデー・コンサート
→EARTH×HEART LIVE(TOKYO FM、JFN)
パリ協定 (気候変動)
世界環境デー
外部リンク
earthday network(英語)
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