アーサー王に関する書籍の一覧
[Wikipedia|▼Menu]

アーサー王に関する書籍の一覧(アーサーおうにかんするしょせきのいちらん)は、アーサー王物語とその登場人物に関連する書籍の一覧。また#日本語訳リストは、各作品ごとに「[和訳1]」等の注釈リンクを附記して生成した。
6世紀-11世紀「アーサー王#中世文学」も参照
ラテン語

『ブリタニアの破壊と征服』 (De Excidio et Conquestu Britanniae
、6世紀) ギルダス - バドニクス山の戦いに言及するが、その功績者アーサーの名を出さない[1]

ブリトン人の歴史』 (Historia Britonum、9世紀) 伝ネンニウス作 - アーサー王と12の戦いに言及

カンブリア年代記 』(Annales Cambriae、10世紀) 著者不詳 - アーサーとモードレッドに言及

『聖ゴエズノヴィウスの伝説』 (Legenda Sancti Goeznovii、1019年頃) - アーサー王が「世俗の行動から召還されしとき」サクソン人が再び隆盛した。これは「死んだ」ともとれるが、いずれ再降臨する不死伝説の示唆ともされる[2]ヴォーティガーンにも言及。

『聖カドク伝』 (Vita Sancti Cadoc、1075年頃 [1061年代頃 - 1104年頃]) リフリス・オブ・スランカルヴァン - アーサーは素行が悪いが側近や聖人にたしなめられる。他国の姫を奪ったグウィンスグ王国の王を、アーサーと、剛直なケイベディヴィアが助太刀する話(序章)。その王国で聖カドク(英語版)が罪人をかくまい、アーサーへの賠償牛がシダに変わってしまう(18章)[3][4]

ウェールズ語

『アンヌヴンの略奪』 (Preiddeu Annwfn、10世紀) 伝
タリエシン[和訳 1]

『門番は何者か』 (Pa Gur yv y Porthaur、10世紀) - カイ(サー・ケイ)と化け猫キャスパリーグの戦いに言及。

ブリテン島の3題詩》(Trioedd Ynys Prydein) (11~14世紀) - アーサー王に言及する詩が12首あり[5]、マボン(Mabon)、ドリスタン(トリスタン)等に言及[6]

《馬の三題詩》集(Trioedd y meirch) - カイ(サー・ケイ)の馬名やグアルフマイの馬ケインカレド(グリンゴレット(英語版))に言及[7]

「ブリテンの13至宝」(Tri Thlws ar Ddeg Ynys Prydain、15-16世紀[8]) - [9]

「アーサー宮廷の24騎士」(Pedwar marchog ar hugain llys Arthur、15-16世紀[8]) - 名剣カレトヴルッフや槍に言及[10]


12世紀
ラテン語

『聖カラントクス伝』 (Vita Sancti Carantci、1100年代頃) - アーサーに頼まれ聖カラントクス
(英語版)が竜を手なずける。カト(=サー・ケイ?)はその餌やり[11]

『聖エウフラムス伝』 (Vita Sancti Euflami 、1100年頃)[和訳 2] - アーサーが武器で倒せない竜を、聖エフラム(Efflam) が祈りで自滅に追い込む[12][13][14]

『イングランド諸王の事績』 (Gesta Regnum Anglorum、1125年) マームズベリのウィリアム - アーサーがアンブロシウス・アウレリアヌスを助けて戦った記述。聖母マリアの像を甲冑に縫い付けている。ガウェインの墓の発見[15][16]

『聖パダーン伝』 (Vita Sancti Paternus 1120年代頃) - アーサーとカラドックに関する記述あり。

『アングル人の歴史』 (Historia Anglorum、1129年) ハンティングトンのヘンリー - アーサーに言及あり。

『聖ギルダス伝』 (Vita Santi Gildae、1130年頃) スランカーファンのカラドック- 初期のグィネヴィア誘拐の物語がある。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:116 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef