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アーケードアーカイブスは、往年のアーケードゲームを家庭用ゲーム向けに復刻するプロジェクトおよび、ダウンロード販売によるシリーズ[1]。ハムスターと日本一ソフトウェアによる共同事業である[1][注 1]。タイトルの配信は2014年5月15日から開始されている[2]。
アーケードアーカイブスのサブシリーズとして2016年からSNK(旧社)のプラットフォーム「NEOGEO[注 2]」向けに発売されたタイトルを復刻するアケアカNEOGEO(アケアカネオジオ)が展開されており[4]、本項でも併せて取り扱う。 アーケードアーカイブスは、メーカーの枠を超えたアーケードゲームのアーカイブス化を目的として立ち上げられたプロジェクトである[1]。ハムスターが権利を保有するタイトルのほか、他社版権タイトルに関しても、コーエーテクモゲームスなどのゲームメーカーからの許諾を受けて復刻を行っている[1][8]。アーケードゲームをそのまま家で遊べるようにすることを理想とし、エミュレーション技術を用いた開発と有識者による検証を加えて、処理落ちなどを含めてゲームを忠実に再現することを目指している[1][8][12][13][14]。 本シリーズのタイトルはアーケードゲームを再現する内容に加えて、インターネットを利用したオンラインランキング機能や、回転などの画面調整機能、連射機能などの便利機能、デフォルトの難易度設定でスコアを競う「ハイスコアモード」や5分間のスコアを競う「キャラバンモード」が搭載されている[8][13][15][16][17]。またタイトルによって、開発・販売時期や地域の違いによって仕様の異なる複数のバージョンが同時に収録されているほか、細かいゲーム挙動を設定可能な「こだわり設定」機能が搭載されていることもある[8][14]。 配信されるタイトルの選定に関しては開発側や権利元からの意見のほか、アーケードゲームを題材とした書籍なども参考に総合的な観点から決定されている[12]。プロジェクトの持続性も考慮し、移植される機会の多いメジャーな作品からマイナーなタイトルまでをバランスよく取り揃えることを目標としてラインナップが構成されている[12][18]。 2014年のプロジェクト開始当初はPlayStation 4を対象にシリーズが展開されていたが[1]、2017年からはアーケードアーカイブス、アケアカNEOGEOがNintendo Switch向けにも展開され[8][19]、アケアカNEOGEOに関しては2017年からWindows PC、Xbox One、2021年からはiOS、Androidにおいても展開されている[9][10]。
略歴
2014年5月15日 - PlayStation 4向けにアーケードアーカイブスが配信開始[2]。
2016年10月27日 - PlayStation 4向けにアケアカNEOGEOが配信開始[5]。
2017年2月23日 - Xbox One向けにアケアカNEOGEOが配信開始[6]。
2017年3月3日 - Nintendo Switch向けにアケアカNEOGEOが配信開始[7]。
2017年9月27日 - Nintendo Switch向けにアーケードアーカイブスが配信開始[8]。
2017年12月15日 - Windows 10 PC向けにアケアカNEOGEO配信開始[9]。
2021年11月30日 - iOSとAndroid向けにアケアカNEOGEOが配信開始[10]。配信元はSNK(新社)[10]。
2024年1月24日 - アーケードアーカイブスのタイトル数が合計400タイトル(「アケアカNEOGEO」を含む)となる[11]。
概要