アーガス_(空母)
アーガス
竣工当時の「アーガス」
基本情報
建造所ビアードモア社
運用者イギリス海軍
前級ヴィンディクティヴ
次級イーグル
艦歴
発注ロイド・サバウド(イタリア王国)
起工1914年
進水1917年12月2日
就役1918年9月16日
退役1944年12月
その後1946年スクラップとして売却
改名コンテ・ロッソ (Conte Rosso)(起工時)
要目
常備排水量14,450トン
満載排水量15,775トン
全長172.5 m
水線長170.68 m
最大幅20.7 m
飛行甲板
竣工時
143.3 m×25.9 m
1943年
167.0 m×25.9 m
吃水6.4 m
機関蒸気タービン
ボイラー重油専焼円缶12基
主機パーソンズ式直結タービン(高速・低速)2組
推進4軸
出力20,000 hp
最大速力20.3ノット
航続距離12ノット/5,200海里
乗員495名
兵装
竣工時
10.2cm(45口径)単装高角砲6基7.62cm(40口径)単装速射砲3基
1943年
10.2cm(45口径)単装高角砲3基2cm単装機銃13丁
装甲
舷側:51 mm(水線部)
甲板:51 mm
搭載機約20機
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アーガス (英語: HMS Argus, I49) は[1]、イタリア王国が発注した貨客船を改造したイギリス海軍の航空母艦[2][注釈 1]。同型艦はない。艦名はギリシャ神話のアルゴスに由来する[4]。
イギリス海軍が建造した巡洋戦艦改造空母「フューリアス」や[5]、巡洋艦改造空母「ヴィンディクティブ」での使用実績を踏まえて設計された[6]。
飛行甲板上に構造物を設けない、全通甲板/平甲板(フラッシュデッキ型[7]、フラットトップ型)を採用した最初の飛行機母艦であり[8]、事実上世界最初の実用的な航空母艦である[9][注釈 2][注釈 3]。
本艦は、アメリカ海軍の「ラングレー」(給炭船改造、1922年就役)[13]や日本海軍の「鳳翔」(1922年12月就役)[14]など、列強の空母開発に大きな影響を与えた[15]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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