この項目では、バンドについて説明しています。アルバムについては「アヴェンジド・セヴンフォールド (アルバム)」をご覧ください。
アヴェンジド・セヴンフォールド
Avenged Sevenfold
アヴェンジド・セヴンフォールド(2007年8月15日)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ハンティントン・ビーチ
アヴェンジド・セヴンフォールド(Avenged Sevenfold、略称: A7X[注釈 1])は、アメリカ合衆国で結成された5人組ヘヴィメタルバンド[1]。 カリフォルニア州ハンティントン・ビーチの出身で、1999年に結成された。メンバーは、リード・ヴォーカル担当のM.シャドウズ、リズム・ギターとバック・ヴォーカル担当のザッキー・ヴェンジェンス、リード・ギターとバック・ヴォーカル担当のシニスター・ゲイツ、ベースのジョニー・クライスト、そしてドラムズのブルックス・ワッカーマンである。 彼らは、その幅広い多様な要素から成るサウンド、そして劇的で聴き手の心の中に映像を喚起するようなアルバム・カヴァーとTシャツで知られている[4][5][6]。アヴェンジド・セヴンフォールドは、デビューアルバムの「サウンディング・ザ・セヴンス・トランペット」ではメタルコアサウンドを聞かせていたが、そのスタイルは徐々に進化して、三枚目のアルバムでかつメジャー・レーベルからの一枚目となる「シティ・オヴ・イーヴル」ではハード・ロック/ヘヴィ・メタルのサウンドを聞くことができる。バンドは新しいサウンドを探求することを続け、四枚目にはセルフタイトルのアルバム(「アヴェンジド・セヴンフォールド」)を発表して成功し王道を行く姿勢を示した。しかしドラマーのザ・レヴが2009年に亡くなる。その後、レヴの死に負けることなく、ドリーム・シアターの前ドラマーであるマイク・ポートノイの援助を得てバンドは活動を続け、五枚目のアルバム「ナイトメア」を2010年に発表し、ツアーを行う。この「ナイトメア」は、ビルボード200で彼らの最初の初登場一位を記録したアルバムとなった[7]。彼らの最新アルバム「ヘイル・トゥ・ザ・キング」は2013年に発表されたが、このアルバムから新しいドラマーのエイリン・イラハイが参加している。「ヘイル・トゥ・ザ・キング」は、フィンランド、ブラジル、カナダ、アイルランドだけでなく、アメリカのビルボード200、イギリスのアルバム・チャートでも第一位を記録している。 これまでにアヴェンジド・セヴンフォールドは8枚のスタジオ・アルバムとDVDと組み合わせたコンピレーションのライヴアルバムを1枚、そして18枚のシングルを発売しており、世界中で800万枚以上の売り上げを上げている[8][9]。 バンドは1999年にカリフォルニア州ハンティントンビーチで結成された。オリジナル・メンバーは、M.シャドウズ、ザッキー・ヴェンジェンス、ザ・レヴ、そしてマット・ウェントである。M.シャドウズはバンド名を、旧約聖書創世記の第4章24節の句 "If Cain shall be avenged sevenfold, truly Lamech seventy and sevenfold.[10][注釈 2]に依ってつけた。ただし、バンド自体は特に宗教的な要素を出してはいない[12]。
概要
経歴
バンド結成と初期の録音(1999-2000)