アン・バクスター
Anne Baxter
1940年代宣材写真
生年月日 (1923-05-07) 1923年5月7日
没年月日 (1985-12-12) 1985年12月12日(62歳没)
出生地インディアナ州ミシガンシティ
死没地ニューヨーク州ニューヨーク市
国籍 アメリカ合衆国
配偶者John Hodiak(1946 - 1953)
Randolph Galt(1960 - 1969)
David Klee(1977 - 1977)
受賞
アカデミー賞
助演女優賞
1946年『剃刀の刃』
ゴールデングローブ賞
助演女優賞
1946年『剃刀の刃』
その他の賞
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アン・バクスター(Anne Baxter, 1923年5月7日 - 1985年12月12日)はアメリカ合衆国インディアナ州出身の女優。 母方の祖父は建築家のフランク・ロイド・ライト(彼女の母親がライトの娘)。裕福な家庭に生まれ、10歳でヘレン・ヘイズの舞台を見て女優になることを決意し、11歳の時にニューヨーク州ウェストチェスター郡ブロンクスビルに移る。セオドラ・アーヴィン演劇学校でロシア出身の女優マリア・アウスペンスカヤ
生涯
共演:ユル・ブリンナー
1941年の『スワンプ・ウォーター』、1942年の『偉大なるアンバーソン家の人々』での演技が高い評価を受け、ついに1946年の『剃刀の刃』でアルコール中毒症の娘を演じてアカデミー助演女優賞を受賞した。更に1950年の『イヴの総て』では、ベティ・デイヴィス演じる大女優マーゴ・チャニングを踏み台にのし上がる新人女優イヴ・ハリントンを演じて名実共に彼女の代表作となった。この作品では共演したベティ・デイヴィスと共にアカデミー主演女優賞にノミネートされるが逃した。その後はセシル・B・デミルの超大作『十戒』ではエジプトの王女ネフレテリを演じているが、次第に1960年代以降は舞台やテレビ出演が多くなった。
1971年にローレン・バコールの後を受けて、『イヴの総て』の舞台版『Applause』で今度はマーゴ役を演じ、思い出に自ら華を添えた。私生活では結婚が3度。2度目の結婚の際、オーストラリアの牧場主である夫に付き添って、1961年から数年間オーストラリアのキャトル・ステーションを生活の拠点を移した。1973年に『刑事コロンボ』シリーズの『偶像のレクイエム』では今はテレビにしか活躍していないかつての大女優ノーラ・チャンドラーという、実生活さながらの犯人を演じる。1976年には自伝を発表し、批評家から絶賛される。
衣装デザイナーのイーディス・ヘッドと親しく、ヘッドが亡くなった時にはバクスターの娘が彼女の持っていた宝石のコレクションを譲り受けたという。なお『偶像のレクイエム』にヘッドが本人役で出演している。
1985年12月12日、脳動脈瘤のため死去。62歳没。 公開年邦題
主な出演作品
原題役名備考
1940スワンプ・ウォーター
Swamp Waterジュリー
1942偉大なるアンバーソン家の人々
The Magnificent Ambersonsルーシー
1943潜航決戦隊
Crash Diveジェーン・ヒューイット
熱砂の秘密
Five Graves to CairoMouche
北極星コルホーズ
The North Starマリナ
1945ロイヤル・スキャンダル
A Royal Scandalアンナ
1946地獄から来た天使/肩の上の天使
Angel on myshoulderバーバラ・フォスター
剃刀の刃
The Razor's Edgeソフィー・マクドナルドアカデミー助演女優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞
1948幸福の森
The Luck of the Irishノラ
廃墟の群盗
Yellow Skyメエ
帰郷
Homecomingペニー・ジョンソン
1950彼女は二挺拳銃
A Ticket to Tomahawkキット・ドッジJr
イヴの総て
All about Eveイヴ
1952人生模様・最後の一葉
O. Henry's Full House