アン・ハサウェイ
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この項目では、アメリカの映画女優について説明しています。シェイクスピアの妻だった同姓同名の女性については「アン・ハサウェイ (シェイクスピアの妻)」をご覧ください。

Anne Hathaway
アン・ハサウェイ
2023年度ベルリン国際映画祭にて
本名Anne Jacqueline Hathaway(アン・ジャクリーン・ハサウェイ)
別名義Anne Whitney Hathaway
生年月日 (1982-11-12) 1982年11月12日(41歳)
出生地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
身長173 cm
職業女優
ジャンル映画
活動期間1996年 -
配偶者アダム・シュルマン
主な作品
プリティ・プリンセス』シリーズ
ブロークバック・マウンテン
プラダを着た悪魔
ジェイン・オースティン 秘められた恋
ゲット スマート
レイチェルの結婚
パッセンジャーズ
ブライダル・ウォーズ
アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ
ラブ & ドラッグ
ブルー』シリーズ
ワン・デイ 23年のラブストーリー
ダークナイト ライジング
レ・ミゼラブル
ブルックリンの恋人たち
インターステラー
マイ・インターン
オーシャンズ8
ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
魔女がいっぱい
アルマゲドン・タイム ある日々の肖像

 受賞
アカデミー賞
助演女優賞
2012年レ・ミゼラブル
放送映画批評家協会賞
主演女優賞
2008年レイチェルの結婚
助演女優賞
2012年『レ・ミゼラブル』
英国アカデミー賞
助演女優賞
2012年『レ・ミゼラブル』
エミー賞
ボイスオーバー・パフォーマンス賞
2010年『ザ・シンプソンズ
ゴールデングローブ賞
助演女優賞
2012年『レ・ミゼラブル』
全米映画俳優組合賞
助演女優賞
2012年『レ・ミゼラブル』
その他の賞

備考
ハリウッド名声の歩道
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アン・ジャクリーン・ハサウェイ(: Anne Jacqueline Hathaway, 1982年11月12日 - )は、アメリカ合衆国女優
生い立ち

ニューヨーク市ブルックリン区出身。父親のジェラルド・ハサウェイは弁護士、母親のケイト・マッコーレーは舞台女優[1]。名前の由来は劇作家ウィリアム・シェイクスピアの妻アン・ハサウェイからである。マイケルという兄とトーマスという弟がいる。先祖はアイルランド人フランス人、さらにたどるとドイツ人アメリカ先住民の血を引く[2]

カトリックで育ったため修道女になりたかったが[1][3]15歳の時に兄がゲイ[3]だということを知り、兄の性的指向を認めない宗教には属せないと感じその道を諦める[3]。それをきっかけに彼女を含めた家族全員がカトリック教会から離脱した。

ニュージャージー州の高校時代にはオールイースタン高校選抜合唱団の一員として、カーネギー・ホールの舞台に立ったこともある。高校卒業後、ニューヨークの俳優養成学校に入学し、『恋の手ほどき』などの舞台に出演。また、ヴァッサー大学英文学を学んでいたが、2005年からはニューヨーク大学に編入。
キャリア

1999年にテレビシリーズ『ゲット・リアル』の主人公に抜擢され、ティーン・チョイス・アワードやヤング・アーティスト・アワードの女優賞(ドラマ部門)にノミネートされる。

2001年公開の『プリティ・プリンセス』で映画デビュー。全米で1億ドルを超えるヒットとなり、ブレイクする。王女役の役作りのために、スウェーデンヴィクトリア王女関連の本を読み漁ったという。2002年2月にミュージカル『Carnival!』でブロードウェイデビューを果たす。2004年には『プリティ・プリンセス』の続編が公開され、9500万ドルのヒットとなる。これにより人気女優となったが、プリンセスのイメージが定着し、理想の役が得られずに低迷する。

2005年公開の『ブロークバック・マウンテン』でアイドル的なイメージを払拭。2006年公開の『プラダを着た悪魔』ではメリル・ストリープ扮する鬼編集長のアシスタントを演じ、コメディエンヌとしての才能が開花。1億ドルを超えるヒットとなった。2007年公開の『ジェイン・オースティン 秘められた恋』ではイギリスの作家ジェーン・オースティンを演じた。2009年 アカデミー賞授賞式にて

2008年公開の『レイチェルの結婚』で元薬物中毒者を演じ、クリティクス・チョイス・アワード主演女優賞などを受賞し、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。

2010年公開の『ラブ & ドラッグ』でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。第83回アカデミー賞の司会をジェームズ・フランコと共に務める。

2012年は、アンにとって大きな飛躍の年となった。『ダークナイト ライジング』にセクシーグラマーな美しい女怪盗・キャットウーマン/セリーナ・カイル役で出演。ボディラインが一目で分かる体にピッタリ密着した衣装(ボディスーツ)を身にまといながらも華麗にアクションをこなす必要があるため、肉体改造を徹底的に行った。クリストファー・ノーラン監督から映画『インセプション』でジョセフ・ゴードン=レヴィットが2ヵ月間トレーニングを積み、戦いのシーンなどをすべて自分で演じきったエピソードを告げられ、その足で「彼のオフィスを出た後、すぐにジムに向かいました」とコメントしている[4]。その結果、マーシャルアーツをマスターしてアクションシーン初挑戦ながらハイキックなどの難易度の高いアクションシーンをほぼ全て自身で演じた。しかし、このボディスーツはアンのウエストサイズより5cmも小さいため常に全身を締め付けられてしまい、細身のアンにとっても着続けるのが困難で、「一日が終わる頃には苦しかった。特にバットポッドに乗るシーンでは前傾姿勢でぐっとお尻を突き出すから、すごく締め付けが強くて下着を着けるのも嫌になるほど。アクションシーンは敵役だけじゃなくて長い髪やブラ肩紐ショーツのゴムとも戦わなければならなかったわ。撮影が終わって服も下着も全部脱ぎ捨てた時の解放感がたまらなかった」と漏らしたほどだった[5]。また、12月公開の『レ・ミゼラブル』にてファンティーヌ(英語版)を演じ、吹き替えなしのミュージカルに挑戦。第85回アカデミー賞助演女優賞を受賞した[6]。また、同作にてこれまで2度、ノミネートしていたゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞した。この二作の成功で美貌と実力を兼ね備えたハリウッド女優として地位を不動のものにした。
私生活

2004年からイタリア人実業家のラファエロ・フォリエリと4年間交際していたが、2008年6月18日に破局が発表された[7]。その後、ラファエロ・フォリエリは詐欺行為などで逮捕された[8]

2011年11月に3年間交際していた俳優のアダム・シュルマンとの婚約を発表し[9]、2012年9月29日に挙式を行った[10]

2016年、第1子の男児を出産。

2019年7月26日に、自身のインスタグラムで第2子を妊娠している事を発表、同年11月に第2子の男児を出産。

べジタリアンであったが、2019年3月にはやめたとの報道があった[11]。また、複数のチャリティー団体を支援している。
主な出演作品
映画

年邦題
原題役名備考吹き替え
2001
プリティ・プリンセス
The Princess Diariesミア・サーモポリス甲斐田裕子
幸せになるための恋の手紙
The Other Side of Heavenジェーン・サビンTBA
2002猫の恩返し
The Cat Returns吉岡ハル声の出演(英語版吹き替え)池脇千鶴(原語の声優)
ディケンズのニコラス・ニックルビー
Nicholas Nickleby マデリン・ブレイ 大坂史子
2004アン・ハサウェイ 魔法の国のプリンセス
Ella Enchantedエラ佐々木愛(ソフト版)
園崎未恵Netflix版)
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング


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