アンリ・コアンダ国際空港
Aeroportul Interna?ional Henri Coand? - Bucure?ti
Bucharest Henri Coand? International Airport
IATA: OTP - ICAO: LROP
概要
国・地域 ルーマニア
所在地オトペニ
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
08R/26L 有 3,500×45 アスファルト
08L/26R 3,500×45 アスファルト
ヘリパッド
番号 長さ (m) 表面
H1 3.5 コンクリート
統計(2011年)
旅客数5,049,443人
発着回数76,966回
出典:欧州航空航法安全機構のAIPにて[1]
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アンリ・コアンダ国際空港(アンリ・コアンダこくさいくうこう、ルーマニア語: Aeroportul Interna?ional Henri Coand? - Bucure?ti、英語: Henri Coand? International Airport)は、ルーマニアの首都ブカレストにある国際空港である。2004年5月にルーマニア出身の技術者でジェットエンジンの父と言われるアンリ・コアンダにちなんで、「オトペニ空港(Otopeni Airport 、Aeroportul Interna?ional Bucure?ti Otopeni)」から今の空港名に改名された。同国のフラッグ・キャリア、タロム航空のハブ空港である。
2007年には約500万人の利用者を数え、2008年には約600万人の利用者数を見込んでいる。
現在は一つのターミナルビルに、国際線出発ホール、国際線到着ホール、国内線ホールの三つの区域がある。国際線到着ホールは、旧オトペニ空港のターミナルを利用しており、国際線出発ホールは1997年に新築された部分である。国際線到着ホール
歴史
初期設計したチェザル・ラザレスク
オトペニ空港は、第二次世界大戦中にドイツ空軍の基地として建設された。その後、1965年までルーマニア人民共和国空軍の主要基地として使われ、ブカレストの空の玄関はアウレル・ヴライク国際空港であった。しかし、航空需要の伸びに対応するため、1965年にオトペニ空軍基地を民間空港に転換することが決定された。滑走路は1,200メートルから3,500メートルに延長した上で近代化され、当時ヨーロッパでも最長クラスの滑走路を有する空港となった[2]。
1969年8月にはアメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンの訪問に合わせて貴賓室が整備された。旅客ターミナルはチェザル・ラザレスク(英語版)の設計により年間120万人の旅客が受け入れられるように新築され、1970年4月13日に開業した[2]。1986年には毎時35機の発着が可能になるよう拡張された[2]。
1992年には国際空港評議会 (ACI) に加盟した。 第1期拡張工事は1994年から1998年にかけて行われ、ボーディング・ブリッジ5つとゲート9つを備えた出発ターミナルとエアサイドコンコースが新設された。また、エプロンも拡張され、それに付随する誘導路も延長された[3]。 第2期拡張工事では、2000年に到着ホールの旧ターミナルビルの改装が行われた他、2003年に国内線専用ターミナルと立体駐車場が建設され、2本の高速誘導路 (ヴィクターとウィスキー) が新設された。合わせて2005年から2007年にかけて管制塔が全面改修され、その完工をもって第2期拡張工事が完了した[3]。 第3期拡張工事は2009年に始まり、エアサイドコンコースが17,000平方メートル拡張されてゲートが15ヶ所 (うち9ヶ所はボーディング・ブリッジあり) 増設された。
1990年代以降