アンメット-ある脳外科医の日記-
ジャンル医療漫画[1]
漫画
原作・原案など子鹿ゆずる
作画大槻閑人
出版社講談社
掲載誌モーニング
レーベルモーニングKC
発表号2021年2・3合併号 -
発表期間2020年12月10日[1] -
巻数既刊14巻(2024年4月23日現在)
ドラマ:アンメット ある脳外科医の日記
原作子鹿ゆずる(原作)/ 大槻閑人(漫画)
脚本篠崎絵里子
演出Yuki Saito、本橋圭太
音楽fox capture plan
制作MMJ(協力)
製作カンテレ
放送局フジテレビ系列
放送期間2024年4月15日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・テレビドラマ
ポータル漫画・テレビ・ドラマ
『アンメット-ある脳外科医の日記-』(アンメット あるのうげかいのにっき)は、原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、2021年2・3合併号から連載中[1]。元脳外科医である子鹿は、本作がデビュー作となる[2]。
2024年4月15日から、関西テレビの制作によりフジテレビ系列にてテレビドラマが放送中[3][4]。 脳外科医・三瓶友治は、アメリカの病院でトラブルを起こしたせいで、解雇されてしまう。その後、三瓶は日本の丘陵セントラル病院にやって来る。病院の仮眠室に住みつき、ワーカホリックな三瓶は、患者の「脳」だけではなく、人間を診るのだった。 原作者の子鹿ゆずるは「いろんな脳の後遺症を紹介したい」と考え、「作品を通じて多くの人に脳障害の理解を深めていただき、脳障害者が過ごしやすい社会の実現にわずかでも協力できれば嬉しい」との思いから執筆しており[2]、作品には患者や家族や医療福祉スタッフに「勇気や希望を届けたい」という願いが込められている[5]。自身も脳外科医であった経験を踏まえた上で、「言葉、記憶、技術……これらは脳の別々の部位が担当していることが解明されている。ただ唯一「心」だけはその担当部位が何処なのかが曖昧なままである。原作では私自身の経験も踏まえ脳障害の後遺症を正確に描くとともに、脳障害の後遺症と戦う人たちの心に焦点を当てた」と語っている[3]。 同じ『モーニング』で「コウノドリ」を連載していた鈴ノ木ユウは「アンメットは“面白い”脳外科医の漫画である。その物語を描くことがどれほど楽しく、かつ苦しいことなのか……7年半“面白い”産婦人科医の物語を描きたいと願い続けた僕にはこの漫画の凄さがよく分かる」と語っている[講 2]。 産経ニュースでは、帯に記載されたキャッチコピーの「「脳外科医が診(み)るのは、患者の脳ではなく人生」という言葉がいい」と評している[6][2]。
あらすじ
登場人物
丘陵セントラル病院
三瓶 友治(さんぺい ともはる)
本作の主人公。脳外科医[1]。俗にいう「ワーカホリック」であり、病院を生活の場としている。記憶障害になる前の川内ミヤビとは婚約関係にあった。
川内 ミヤビ(かわうち ミヤビ)
救急部と脳外科を兼務する女性医師。2年前の不慮の事故により記憶障害となり、昨日のことも覚えられなくなっている。自分自身のことを忘れないためと生活を維持するために、毎日日記をつけている。
星前 宏太(ほしまえ こうた)
脳外科を兼務している救急部長。自分の専門領域しか診られない医師を嫌い、総合的な知見が豊富。
津幡 玲子(つばた れいこ)
看護師長であり[講 1]、医療安全委員会に所属。かつてはミヤビの指導にも当たっていた。
成増 貴子(なります たかこ)
麻酔科医。学生時代は「女帝」と呼ばれていた。
先崎 彰(せんざき あきら)
胸部外科医。少し面倒くさい性格のように見えて、実は愛妻家。
藤堂 利幸(とうどう としゆき)
院長。姪のアカリが秘書を務めている。
綾野 楓(あやの かえで)
血管内治療を得意とする脳外科医。病院の合併により西島麻衣と結婚した。
五十嵐 詩織(いがらし しおり)
非常勤で新人の言語聴覚士。
周辺人物
大迫 紘一(おおさこ こういち)
関東医科大学脳外科教授で、ミヤビの主治医。三瓶のことを極度に嫌っている。
西島 麻衣(にしじま まい)
関東医科大学同窓会長の孫娘であり、綾野楓の妻。
制作背景
評価
書誌情報
子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社〈モーニングKC〉、既刊14巻(2024年4月23日現在)
2021年3月23日発売[7][講 3]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-06-522769-5
2021年6月23日発売[講 4]、ISBN 978-4-06-523451-8
2021年9月22日発売[講 2]、ISBN 978-4-06-524545-3
2021年12月23日発売[講 5]、ISBN 978-4-06-526128-6
2022年3月23日発売[講 1]、ISBN 978-4-06-526997-8
2022年6月22日発売[講 6]、ISBN 978-4-06-528052-2
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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