『アンホーリー・テラー』
W.A.S.P. の スタジオ・アルバム
リリース2001年4月3日
ジャンルヘヴィメタル
時間51分31秒(日本盤)
レーベルMetal-Is Records
プロデュースブラッキー・ローレス
専門評論家によるレビュー
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The Sting
(2000年)アンホーリー・テラー
(2001年)ダイイング・フォー・ザ・ワールド
(2002年)
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『アンホーリー・テラー』(Unholy Terror)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、W.A.S.P.が2001年に発表した9作目のスタジオ・アルバム。バンドが新たに契約したサンクチュアリ・レコード傘下のレーベル「Metal-Is Records」からリリースされた[2]。 アルバム・タイトルはブラッキー・ローレスの宗教体験に基づいており、ローレスは18歳まで敬虔なクリスチャンとして育った後、教会に不満を感じてオカルトに傾倒した[2]。ローレスは本作のテーマに関して「他人の宗教や信仰を非難すべきではなく、むしろ励ましてもいいぐらいだと思っている。俺は人々に、自分の答えは自分で探して、既存の信仰に頼るべきではないと伝えようとしたんだ」と語っている[2]。また、ローレス自身は本作を『魔人伝』(1984年)と『ヘッドレス・チルドレン』(1989年)の折衷と捉えている[3]。 「フー・スレイド・ベイビー・ジェーン?」と「ウェイステッド・ホワイト・ボーイズ」にはロイ・Zがゲスト参加した[4]。 本作リリース後の2001年8月、オリジナル・メンバーのクリス・ホルムズが2度目の脱退に至り、本作がホルムズ在籍時としては最後のアルバムとなった[5]。 バンドの母国アメリカではチャート入りしていないが[6]、ドイツのアルバム・チャートでは前スタジオ・アルバム『ヘルドラド』(1999年)に引き続きトップ100入りを果たして、最高88位を記録[1]。 ゲイリー・ヒルはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け、当時のW.A.S.P.の「殆ど未完成に近いほどの生々しさ」と「よりメロディックでパワフルな、ウォール・オブ・サウンド的アプローチ」の両面を披露したアルバムと評している[7]。 全曲ともブラッキー・ローレス作。 アディショナル・ミュージシャン
背景
反響・評価
収録曲
レット・イット・ロア - Let It Roar - 4:40
ヘイト・トゥ・ラヴ・ミー - Hate to Love Me - 4:07
ロコ・モティヴ・マン - Loco-Motive Man (And the Killer Babies) - 6:01
アンホーリー・テラー - Unholy Terror - 2:01
カリスマ - Charisma - 5:26
フー・スレイド・ベイビー・ジェーン? - Who Slayed Baby Jane? - 4:54
ユーフォリア - Euphoria - 3:19
レイヴン・ハート - Raven Heart - 3:45
エヴァーモア - Evermore - 6:10
ウェイステッド・ホワイト・ボーイズ - Wasted White Boys - 6:50
日本盤ボーナス・トラック
ヘイト・トゥ・ラヴ・ミー(カラオケ・ミックス) - Hate to Love Me (Karaoke Mix) - 4:12
参加ミュージシャン
ブラッキー・ローレス - リード・ボーカル、ギター、キーボード
クリス・ホルムズ - リードギター
マイク・デューダ - ベース、ボーカル
ステット・ホーランド - ドラムス、ボーカル
フランキー・バネリ - ドラムス(on #2, #3, #5, #8, #10)
ロイ・Z - リードギター(on #6, #10)
ヴァレンティナ - バックグラウンド・ボーカル(on #6)
脚注^ a b Offizielle Deutsche Charts
^ a b c McDonald, Keith. “ ⇒Interview With W.A.S.P.'s Blackie Lawless”. Metal-Rules.com. 2015年5月1日閲覧。