Ambert
行政
国 フランス
地域圏 (Region)オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏
県 (departement)ピュイ=ド=ドーム県
郡 (arrondissement)アンベール郡
アンベール (フランス語:Ambert、オック語:Embert)は、フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、ピュイ=ド=ドーム県のコミューン。 市街地とその外側はアリエ川の支流ドル川の流域となっている。アンベールは、フォルズ山地と西のリヴラドワ山地とに囲まれたアンベール高原にある。 15世紀までのアンベールの町は、3つの社会階層に対応して分断されていた。商業地区、修道院と教会の地区、19の塔を持つ防衛施設(19世紀に廃止された)からなる領主の地区である。 聖バルテルミーの大虐殺後、アンベールは荒廃した。1574年には、マチュー・メルル率いるユグノーの郎党が町を占拠し略奪を行い、カトリック教徒が多数を占めていたアンベール住民が殺害された。都市はカトリック教徒から取り上げられたのである。 平和な時代が訪れると、アンベールや周辺のコミューンでは、ヘンプやフラックス(どちらもアサの一種)から作るパルプと密接な関係を持つようになり、15世紀には300以上の工場があった。紙職人の親方たちはイタリア人職人の知識を吸収していた。ディドロとダランベールによる『百科全書』の初版本は、アンベールでできた紙で刷られていた。 製紙産業は18世紀後半から徐々に衰退し始め、替わって織物、飾り紐製造、レース、刺繍の取引やロザリオ製造が盛んになった。 製材業、チーズ製造、飾り紐製造など。アンベール周辺で作られるチーズ、フルム・ダンベールは1972年からAOC指定されている。
目次
1 地理
2 歴史
3 経済
4 出身者
5 姉妹都市
6 脚注
地理
歴史
経済
出身者
エマニュエル・シャブリエ
ミシェル・ロル(1652-1719) - 数学者
ピエール・ド・ノラック(1859-1936) - 作家
姉妹都市
アンヴァイラー
ゴルゴンゾーラ (イタリア)