アンブロキシド
IUPAC名
3a,6,6,9a-Tetramethyldodecahydronaphtho-[2,1-b]furan
別称Ambrox (Firmenich
75 °C, 348 K, 167 °F
沸点
120 °C, 393 K, 248 °F ((1.40 mm Hg))
水への溶解度insoluble
ethanolへの溶解度soluble
屈折率 (nD)1.48
危険性
引火点161 °C (322 °F; 434 K)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
アンブロキシド(ambroxide)は、天然に存在するテルペノイドの一つであり、竜涎香の芳香を産み出す重要な成分の一つである。商品名のアンブロキサンとして広く知られている。アンブロキシドはアンブレインの自動酸化産物である[2]。 アンブロキシドはクラリセージの精油の成分であるスクラレオールから合成される[3]。スクラレオールはラクトンへと酸化的に分解され、次に対応するジオールへと水素化される。得られた化合物の脱水によりアンブロキシドが形成される[2]。 アンブロキシドは竜涎香の雰囲気を作り出すため、また保留剤
合成
用途
脚注^ ⇒http://www.trademarkia.com/ambroxan-78528957.html
^ a b c Karl-Georg Fahlbusch (2007), “Flavors and Fragrances”, Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry (7th ed.), Wiley, p. 72
^ Essential Oils 1995-2000, Dr Brian M Lawrence, ISBN 0-931710-94-4
^ George A. Burdock (2010), Fenaroli's Handbook of Flavor Ingredients (6th ed.), CRC Press, p. 1895