アンドレアス・ジルバーマン(Andreas Silbermann、 1678年5月16日 - 1734年3月16日)は、アルザス地方で活躍したドイツのオルガン製作者。 ドイツ東部、エルツ山地の小村クラインボプリッチュ(現在はフラウエンシュタイン
生涯
1699年アルザスでオルガン製作を開始した。1701年にはストラスブールで名を上げ、翌年に市民権を得ている。この頃弟のゴットフリートがストラスブールにやってきて、彼からオルガン製作を学んでいる。1703年には兄弟で聖マルガリータ修道院のオルガンを製作している。1710年にゴットフリートが修業を終えドレスデンに帰った後も、彼はストラスブールにとどまり、ストラスブールやコルマールでオルガン製作を続けている。その翌年彼は結婚し、夫婦は3人の息子に恵まれた。ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン、ヨハン・ダニエル・ジルバーマン、ヨハン・ハインリッヒ・ジルバーマンの3人で、いずれも父の仕事を継いでおり、ヨハン・アンドレアスは父の死後、その工房を継ぎ、名をなしている。また、ヨハン・ダニエルは1753年に叔父ゴットフリートのフライベルクの工房を継いでいる。
アンドレアスは1734年3月16日、ストラスブールで56歳で亡くなった。
アンドレアス、ゴットフリートの兄弟が製作したオルガンはジルバーマン・オルガン
として知られている。作品はSilbermann-Orgel参照。典拠管理
GND: 123283892
ISNI: 0000 0000 6321 7064
LCCN: n87114525
SUDOC: 11028156X
Trove: 954212
VIAF: 23045300
WorldCat Identities: lccn-n87114525
更新日時:2019年4月17日(水)13:43
取得日時:2020/11/02 22:43