アンチェインド・メロディ
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この項目では、アレックス・ノースの作曲、ハイ・ザレットの作詞による1955年の楽曲について説明しています。

ディーン・フジオカの楽曲については「Unchained Melody (ディーン・フジオカの曲)」をご覧ください。

稲垣潤一のアルバム「Unchained さMelody」については「Unchained Melody (稲垣潤一のアルバム)」をご覧ください。

「アンチェインド・メロディ」
1965年の米国の蓄音機レコード製品の第2面
ライチャス・ブラザーズシングル
初出アルバム『ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ』
A面「ハング・オン・ユー」
リリース1965年7月17日
規格シングル盤
ジャンルブルー・アイド・ソウル
時間3分35秒
レーベルフィレス・レコード
作詞・作曲作曲: アレックス・ノース
作詞: ハイ・ザレット
プロデュースフィル・スペクター[1]
チャート最高順位


4位(アメリカ

14位(イギリス)

ライチャス・ブラザーズ シングル 年表

ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ
(1964年)ハング・オン・ユー / アンチェインド・メロディ
(1965年)ひき潮
(1965年)


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「アンチェインド・メロディ」(英語:Unchained Melody)は、1955年楽曲。作曲:アレックス・ノース、作詞:ハイ・ザレット。この曲は様々な言語で500種類を超えるバージョンで録音され、20世紀で最も録音された曲のうちの1曲となった[2]
概要

1955年、ノースは刑務所映画『アンチェインド』(日本未公開)の主題歌として、この曲を作曲した。トッド・ダンカンが歌うバージョンが、そのサウンドトラックに収録されている[3]レス・バクスターが発表したインストゥメンタル・バージョンは、1位を記録した[4]ビルボード・チャートで 3位を記録したアル・ヒブラー[5]イギリスで 1位を記録したジミー・ヤング[6]、そして R&Bベストセラー・リストで 1位とポップチャートで 6位を記録したロイ・ハミルトンによってこの曲は発売された[7]。その他、100以上のバージョンが録音された。

20世紀後半のジュークボックスの基準となったのは、1965年6月にライチャス・ブラザーズが録音したバージョンである。そのバージョンは、1990年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』の主題歌に採用され、全英シングルチャートで1位となるリバイバル・ヒットとなった[8]

2012年12月28日にBBC Fourが放送した『ザ・リッチエスト・ソングス・イン・ザ・ワールド』 (The Richest Songs in the World) で、音楽著作権で史上最も稼いだ曲の第5位に選出された[9]
オリジナル

1955年、アレックス・ノースと作詞家のハイ・ザレットは、刑務所映画『アンチェインド』の主題歌を制作し[10]、その歌は「アンチェインド・メロディ」として知られるようになった。詞の中には、実は「Unchained(=解放されるの意)」は登場せず、「長い間ひとりぼっち」で会えなかった恋人への愛を、作詞家のザレットは歌詞に書いた[10]。1955年の映画は、刑務所から逃走して妻や家族の下に戻ることを考える男性の物語である[10]

トッド・ダンカンがボーカルを歌った[3]この曲は1955年のオスカーにノミネートされたが、アカデミー歌曲賞は「慕情」が受賞した[11]
初期のバージョン

トッド・ダンカンは映画のサウンドトラックのためにボーカルを歌った[3]レス・バクスターは、最高1位を記録するインストゥメンタル・バージョンを発表した[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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