この項目では、2013年の映画について説明しています。1997年の映画については「アンダー・ザ・スキン」をご覧ください。
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
Under the Skin
監督ジョナサン・グレイザー
脚本ウォルター・キャンベル
ジョナサン・グレイザー
原作ミッシェル・フェイバー
『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(アンダー・ザ・スキン しゅのほしょく、Under the Skin)は、2013年[2]に制作されたSFスリラー映画。イギリス・アメリカ合衆国・スイスの合作映画。第70回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された[3]。 冬のスコットランドグラスゴー。バイクの男が脱力した若い女を道外れから連れ出して白いライトバンの荷台に載せる。裸の女(スカーレット・ヨハンソン)が若い女の服を脱がし自ら身にまとう。ショッピングセンターで服と化粧品を買った後、町から町へとライトバンを運転する女は、1人で歩いている男に次々と声をかける。彼女と親密な雰囲気になった男たちは廃屋に招かれるが、服を次々と脱いでいく彼女の後ろを付いていくと、彼らは暗闇の中で黒い液体のなかに沈み込む。 海岸にて、女はウェットスーツを着て泳いでいた男を引っかけようとするが、溺れている2人組に邪魔される。男は夫の方を救い出すが、夫は妻を助けようとまた海に戻り2人とも溺れる。ウェットスーツの男が疲れ切って海辺で横たわっていると、女は石で男の頭を殴り、ライトバンに男を引きずり込む。女は溺れた夫婦の幼児には目もくれず車を出す。夜遅く、バイクの男がウェットスーツの男の衣類を回収するが、まだ浜辺にいた幼児は放置する。 女はナイトクラブに行き、また別の男をひっかける。廃墟にて、男は女を追って暗闇に入り込み、液体の中に沈み込む。液体中に浮かんでいる男は、目の前に今や全裸になったウェットスーツの男を見つける。ウェットスーツの男は生きてはいるものの、膨らんでいてほとんど動かない。男が彼に手を伸ばそうとするが、ウェットスーツの男の体は破裂して、赤い物体がといを伝って流れ出す。 翌日、女は通りの花売りから、同じく渋滞の中にいる男からの贈り物だというバラを受け取る。ラジオからは海岸で行方不明になった家族のニュースが流れている。女は暗い部屋に入り、バイクの男から念入りにチェックされる。
あらすじ