アンダーワールド
Underworld
監督レン・ワイズマン
脚本原作
ケヴィン・グレヴィオー
『アンダーワールド』(Underworld)は、2003年制作のアメリカ映画。吸血鬼一族と狼男一族の間に続く、何百年にもわたる戦いを描くアクション映画。
シリーズ化され、2016年までに5作品が公開された。 この映画は元々、一作で構想されていたが、次々に新しいアイデアが出された事で尺が足りなくなり、前半にあたるエピソードを膨らませて1つの作品として仕上げた。 この作品がヒットしたことにより、すぐに続編の『アンダーワールド: エボリューション』の制作がスタートしたが、若干の設定修正のみでスムーズに進んだという。また古き時代のゴシックの世界観を出すため、画面全体の色調をブルーに統一し、主要キャストをあえてイギリス人俳優のみでキャスティングしている。 本作における狼男と吸血鬼は、単なる神秘主義の怪物話ではなく、ある特別な1つの血統から生み出されたウイルスによって誕生した設定となっている。このアイデアは、原作者であり狼男レイズ役を務めたケヴィン・グレヴィオー
概要
登場する狼男はCGではなく着ぐるみであり、特撮とワイヤーアクションを使ったのは、よりリアルなクリーチャーを見せたいという思いがあったからだ、と監督自身が告白している。参考にしたのは『エイリアン』シリーズ、『パンプキンヘッド』『プレデター』等。また狼男の造型は、映像化したときの効果(暗闇での撮影が多くなるため、全体のフォルムが判り辛くなる)を考えて、全身に体毛がビッシリしたものではなく、あえて筋組織を露出したものを採用している。
セリーン役のケイト・ベッキンセイルとルシアン役のマイケル・シーンは、この映画で共演している際は交際していたが、数ヵ月後に関係を解消。後にケイト・ベッキンセイルは、この作品が縁になり監督のレン・ワイズマンと結婚した。なおマイケル・シーンとの間には娘が1人いる。
ストーリー