アンサングシンデレラ
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アンサングシンデレラ
病院薬剤師 葵みどり
ジャンル
医療漫画
漫画
作者荒井ママレ(医療原案:富野浩充)
出版社徳間書店コアミックス
掲載誌月刊コミックゼノン
レーベルゼノンコミックス
発表号2018年7月号 -
発表期間2018年5月25日 -
巻数既刊12巻(2024年4月19日現在)
ドラマ:アンサング・シンデレラ
病院薬剤師の処方箋
原作荒井ママレ(医療原案:富野浩充)
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
脚本黒岩勉
演出田中亮、相沢秀幸
制作フジテレビ
放送局フジテレビ系
放送期間2020年7月16日 - 9月24日
話数11
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画 テレビドラマ
ポータル漫画 ドラマ

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(アンサングシンデレラ びょういんやくざいし あおいみどり)は、荒井ママレによる日本漫画作品[1]。医療原案を富野浩充(焼津市立総合病院薬剤科)が担当する[2]。『月刊コミックゼノン』(徳間書店コアミックス)にて、2018年7月号より連載中[1]

病院薬剤師の主人公が、自身と薬剤部のメンバーを中心として、医師看護師、外部の薬剤師などの医療に関わる役割の人物との間に起こる問題に向き合っていく。薬剤師法第24条で義務付けられている疑義照会が主要なテーマであり、それを実践する薬剤師の考えや行動と周囲におよぼす影響に焦点が当てられている。

タイトルにある形容詞のアンサング(unsung)とは、日本語で「讃えられない」の意[3]。unsung を用いたイディオムには、「縁の下の力持ち」を意味する unsung hero がある[4]

2020年7月16日から、石原さとみ主演でテレビドラマ化された[5]
登場人物
萬津総合病院薬剤部
葵みどり(あおい みどり)
本作の主人公。入社2年目の薬剤師。主に小児科を担当。推定年収380万円。快活で物怖じしない性格。チャームポイントは頭の高い位置にふんわりと大きめに作った
おだんごヘア。優れた味覚(バナンフロモックスを舌で当てる)と嗅覚(インスリン濃度から注射有無を推測)を持つ。薬剤師の立ち位置と権限を把握しつつ、処方内容に不審点があれば処方箋を出した医師に堂々と疑問点を問い、意見することもある。患者と正面から向き合うことを信念にしている。
瀬野
主任薬剤師。5年前に転職してきた。それまで他部署との関わりに消極的で、処方箋に基づいた薬を提供するだけの薬剤部に疑問を抱き、自ら積極的に動くことで改革をもたらした。決して愛想は良くないが実直で堅実な仕事を心掛けている。みどりの目指す「医師や看護師に信頼される”現場に必要な薬剤師”」のひとり。
羽倉
入社1年目の薬剤師。主に整形外科を担当。みどりからは「ハク」と呼ばれている。マッシュルームカットに大きめの眼鏡を掛けており、あまり表情を変えない。左利き。
刈谷
ベテランの薬剤師。以前は調剤薬局で店長をしていた。生真面目な性格で整理整頓を徹底しており、薬剤部で管理する余剰在庫を最小限に抑え、経費削減の成果を収めている。”鉄の女”の異名を持つ。
相原くるみ
みどりの頼れる同僚薬剤師。
剣持
眼鏡をかけており長身細身の薬剤師。循環器系の薬剤に詳しい。
江林 隆二
薬剤師認定制度におけるがん薬物療法認定薬剤師の資格を持つ。
販田 聡
薬剤部部長。恰幅の良い体形で癒し系。
萬津総合病院職員
葉山
内科に所属する医師。
ランソプラゾールを処方。
大津
整形外科に所属する医師。古賀の主治医を務める。
久保山
小児科に所属する医師。妻は看護師。
六谷
循環器内科に所属する医師。丸岡の担当医。
畑中
消化器内科に所属する医師。柴崎太一の主治医。
豊中
救急救命部に所属する救急看護師。飄々とした性格で語尾に??が付いた気怠い話し方をする。杓子定規にしか患者を診ない職員に不満があるが、それに当てはまらない瀬野や葵のことを評価している。
伊吹 響子
オペ室看護師長。接遇委員会委員長を兼ねる。定期的な院内の巡視を行う。
松永
葵と同期の看護師。接遇委員会の委員を兼ねる。伊吹を理想としており、それに近づくべく努力する。

小児科に所属する看護師。
大河内
5C病棟に所属する新人看護師。
成田淳子
臨床心理士。柴崎樹里のメンタルケアを担当する。
患者・患者の家族
古賀治朗
67歳男性。植木職人。仕事中に骨折し、整形外科に入院している。病院の廊下で腰の痛みで床に座っていたところ、みどりに脚を蹴飛ばされる。
テオドール、サルタノール、ロキソニンなどを服用。
古賀の妻
入院する古賀に寄り添う。夫が早期に復帰しようと焦る様を心配しながら見守っている。
山口
シングルマザー。息子の礼央が小児科で診察を受けている。デザイン会社に時短勤務しており、肩身の狭さを覚えながらも、育児と仕事の両立を目指している。礼央にクラリスロマイシンなどを処方される。
峰田和昭
33歳男性。太った体型で血圧高めのため、降圧剤を日常的に服用している。友人と山登り中に蜂に刺されてアナフィラキシーショックを発症し、救急救命病棟に搬送される。その後、心停止状態に陥る。
渡辺奈央
13歳女性。中学1年生。3年前にI型糖尿病を発症。小児科に入院中。
森本優花
14歳女性。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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