アンゲラ・メルケル
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ドイツ政治家アンゲラ・メルケルAngela Dorothea Merkel
(2019年)
生年月日 (1954-07-17) 1954年7月17日(69歳)
出生地 西ドイツ
自由ハンザ都市ハンブルク
出身校カール・マルクス大学
所属政党 民主主義の出発(1989年 - 1990年)
ドイツキリスト教民主同盟(1990年 - )
称号博士物理学者
配偶者ウルリッヒ・メルケル(1977年 - 1982年)
ヨアヒム・ザウアー(1998年 - )
サイン
公式サイト ⇒Angela Merkel
ドイツ連邦共和国
第8代 連邦首相
内閣第1次メルケル内閣
第2次メルケル内閣
第3次メルケル内閣
第4次メルケル内閣
在任期間2005年11月22日 - 2021年12月8日
連邦大統領ホルスト・ケーラー
クリスティアン・ヴルフ
ヨアヒム・ガウク
フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー
環境・自然保護・原子力安全担当大臣
内閣第5次ヘルムート・コール内閣
在任期間1994年11月15日 - 1998年10月27日
婦人・青年担当大臣
内閣第4次コール内閣
在任期間1991年1月18日 - 1994年11月15日
連邦議会議員
選挙区フォアポンメルン=リューゲン - フォアポンメルン=グライフスヴァルトI選挙区
当選回数8回
在任期間1990年 - 2021年
その他の職歴
キリスト教民主同盟第7代党首
(2000年4月 - 2018年12月)
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アンゲラ・ドロテア・メルケル(ドイツ語: Angela Dorothea Merkel、出生名:アンゲラ・ドロテア・カスナー/Angela Dorothea Kasner、1954年7月17日 - )は、ドイツの元政治家。同国第8代連邦首相(在任: 2005年11月22日 - 2021年12月8日)、キリスト教民主同盟(CDU)第7代党首(在任: 2000年4月 - 2018年12月)。

ドイツ連邦共和国において、またドイツ史上でも初めてとなる女性首相である[1]ユーロ危機クリミア危機などでの外交対応や、ドイツの経済成長・健全財政の維持などで支持され、16年の長期政権を築いた。2015年の難民危機では、積極的な難民受け入れ政策が国際的に評価された一方、国内的には100万人超の難民殺到による犯罪が度々発生し国民の難民政策批判が高まり、2017年ドイツ連邦議会選挙で極右政党の躍進や地方選挙での連立与党連敗を招いたため、2018年に3年後の任期限りでの政界引退を表明した[2][3]。2020年以降のCOVID-19の対応で、一転して求心力を回復した[4][5]。2021年9月の連邦議会選挙と、その後の新政権の発足をもって2021年12月8日に連邦首相を退任し政界を引退した。

任期は5860日で、最長のコール元首相にわずか10日及ばなかった[6]
来歴
生い立ち

父系はポーランドにさかのぼる帝政ドイツ時代の1896年にポズナン(ドイツ語ポーゼン)で生まれたポーランド人である祖父ルドヴィク・カジュミェルチャクが第一次世界大戦ドイツ軍に徴兵され、戦後に除隊したのちベルリンに定住、グダンスクドイツ語の表記ではダンツィヒ)出身のカシューブ人ヘルリント・イェンツシュと結婚、長男のホルストが4歳のときの1930年に姓を「カジュミェルチャク」(Ka?mierczak)から「カスナー」(Kasner)に変更した[7][8][9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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