アンキャニィX-MEN
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Uncanny X-Men
出版情報
出版社
マーベルコミックス
掲載間隔月刊
形態オンゴーイング・シリーズ
掲載期間第1期: 1963年9月 - 2011年11月
第2期: 2012年1月 - 2012年12月
第3期: 2013年4月 - 現在
話数第1期: 545 (#1-544 + #-1) + 年刊18
第2期: 20
第3期: 15
製作者
ライターリスト

スタン・リー
ロイ・トーマス(英語版)
クリス・クレアモント(英語版)
スコット・ロブデル(英語版)
チャック・オースティン(英語版)
エド・ブルベイカー(英語版)
マット・フランクション(英語版)
キーロン・ギレン(英語版)
ブライアン・マイケル・ベンディス

ペンシラーリスト

ジャック・カービー
ヴェルナー・ロス(英語版)
ニール・アダムス
デイヴ・コックラム(英語版)
ジョン・バーン(英語版)
ポール・スミス(英語版)
ジョン・ロミータ・Jr
アラン・デイヴィス(英語版)
マーク・シルヴェストリ(英語版)
ジム・リー
ウィルス・ポータシオ
ジョー・マデュレイラ
サルバドール・ラロカ(英語版)
ビリー・タン(英語版)
テリー・ドッドソン(英語版)
グレッグ・ランド(英語版)
クリス・バチャロ(英語版)

インカーリスト

トム・パルマー(英語版)
ジョー・ルビンスタイン(英語版)
ボブ・マクロード(英語版)
テリー・オースティン(英語版)
ダン・グリーン(英語版)
マーク・ファーマー(英語版)

製作者スタン・リー
ジャック・カービー

『アンキャニィX-MEN』(Uncanny X-Men, 旧題: The X-Men)は、マーベルコミックスが1963年より刊行するオンゴーイング・シリーズ(英語版)である。X-メン系のタイトルとしては最も長く続いているシリーズである。シリーズではプロフェッサーXによって指導された若いミュータント(英語版)のスーパーヒーローたちにより構成されるグループの冒険が描かれる。

スタン・リージャック・カービーが創造したシリーズは当初の反応は芳しくなく、1970年からは新作ストーリーの発表が中止された。1975年に『Giant-Size X-Men』が出版され、新しい国際的なチームが登場すると再び注目が集まった。同年の第94号(英語版)からはクリス・クレアモント(英語版)がライターに就任し、以後16年にわたって執筆して世界的な人気タイトルに成長した。また『ニューミュータンツ(英語版)』、『X-ファクター(英語版)』、『エクスカリバー(英語版)』、『X-フォース』、『ジェネレーションX』、『X-メン: レガシー』、『ニューX-MEN(英語版)』、『アストニッシングX-MEN(英語版)』、『All-New X-Men』といったスピンオフタイトルが刊行された。
出版の歴史
1963-1970年: 創成期

ライター兼エディターのスタン・リーとアーティストのジャック・カービーが創造したこのシリーズは1963年9月に始まり[1][2]、その創刊号ではオリジナルの5人のX-メン(エンジェルビースト、サイクロプス(英語版)、アイスマンマーベルガール)とその教師のプロフェッサーX、さらには宿敵であるマグニートーが登場した[3]。当初は隔月刊であったが、第14号(1965年11月)より月刊となった。リーが最後に執筆した19号目までにスカーレット・ウィッチクイックシルバーが含まれたマグニートーのブラザーフッド・オブ・イヴィル・ミュータンツ(英語版)[4]、全てのミュータントを破壊するようにプログラムされた巨大ロボットのセンチネルとその発明者のボリバー・トラスク(英語版)、魔宝石によって特殊能力を得て義弟のエグゼビアへの復讐を企むジャガーノート(英語版)が登場した。シリーズはマーベル・ユニバースとも密接に連携しており、第6号でネイモア、第9号でアベンジャーズがゲスト出演した。第10号ではジャングルのヒーローのカイ・ザーとサヴェッジランド(英語版)が導入された[5]。第20号(1966年5月)から第44号(1968年5月)まではロイ・トーマス(英語版)がライターを務めた。トーマスとアーティストのヴェルナー・ロス(英語版)は第28号(1967年1月)でバンシー(英語版)を創造した[6]。第42号ではプロフェッサーXの死を描いてコミックは劇的な一歩を踏み出したが、この時点では永久的に死なせることが意図されていた[7][8]。第45号は『アベンジャーズ』第53号(1968年6月)とクロスオーバーした[9][10]。その後はゲイリー・フリードリヒ(英語版)とアーノルド・ドレイク(英語版)がライターを担当し、その間に新しくローナ・デイン[11]とハヴォック(英語版)[12]がX-メンに加わり、さらにジム・ステランコ(英語版)によって新しいロゴがデザインされた。第55号からはトーマスがシリーズのライターに復帰し、アーティストとしてニール・アダムスが加わった[13]。続いてライターとなったデニス・オニール(英語版)とアダムスは第42号で死亡したエグゼビアはチェンジリング(英語版)という偽物であったと設定し、第65号で本物のエグゼビア教授を復活させた[14]。第66号(1970年3月)でハルクとの戦いが描かれた後[15]、第67号(1970年12月)から第93号(1975年6月)までは新しいストーリーは収録されずに過去の作品が再収録された。
1975-1991年: クリス・クレアモント時代自身が執筆した号が多数収録されているハードカバー版を読むクリス・クレアモント(英語版)

『X-Men』は1975年5月にレン・ウェイン(英語版)とデイヴ・コックラム(英語版)により『Giant-Size X-Men』第1号としてリランチされた[16]。このタイトルではサイクロプス、バンシー、サンファイアウルヴァリンに新キャラクターのストームナイトクローラー、コロッサス(英語版)、サンダーバード(英語版)を加えた新しい、国際的なチームが登場した。当初の計画では『Giant-Size X-Men』は季刊誌となる予定であったが隔月刊となり、さらに新作ストーリーは元の『X-Men』誌の方に収録されることになった[8]。クリス・クレアモントが初めてライターを務めたのは第94号であり、サイクロプス以外のオリジナルメンバーはサンファイアと共に去り、さらに第95号ではサンダーバードが死亡した[17]。第65号では人間のX-メン協力者であり、エグゼビアの元婚約者のモイラ・マクタガート(英語版)が初登場した[17]。第101号ではマーベルガールがフェニックス(英語版)となった[18]。これは初のシャイア(英語版)のスペースオペラ・ストーリーへと続いた。第108号からはコックラムに代わってジョン・バーン(英語版)がペンシラーとなった[19]。バーンは共同プロッターとなり、彼の参加中にシリーズは再び月刊となった[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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