アレクサンドル・ソクーロフ
[Wikipedia|▼Menu]

アレクサンドル・ソクーロフ
Aleksandr Sokurov

本名アレクサンドル・ニコラエヴィチ・ソクーロフ
Александр Николаевич Сокуров
生年月日 (1951-06-14) 1951年6月14日(72歳)
出生地 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国イルクーツク
国籍 ロシア
職業映画監督脚本家
ジャンル劇映画ドキュメンタリー
活動期間1978年 -
主な作品
モレク神
エルミタージュ幻想
太陽
ファウスト

 受賞
カンヌ国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
2003年『ファーザー、サン』
ヴェネツィア国際映画祭
金獅子賞
2011年ファウスト
カトリックメディア協議会賞
2011年『ファウスト』
ロベール・ブレッソン賞
2007年
ヨーロッパ映画賞
生涯貢献賞
2017年
その他の賞

テンプレートを表示

アレクサンドル・ソクーロフ (: Александр Николаевич Сокуров, : Aleksandr Nikolayevich Sokurov, アリクサーンドル・ニカラーェヴィチ・サクーラフ、1951年6月14日 - ) は、ロシア映画監督
来歴

1951年6月14日ソビエト連邦イルクーツクで生まれた。1974年にゴーリキー大学を卒業後、モスクワ全ソ国立映画大学に入学した。

同大学在学中の1978年アンドレイ・プラトーノフ原作の長編劇映画『孤独な声』を卒業製作として発表。アンドレイ・タルコフスキーに高く評価され、レンフィルム映画スタジオへの推薦を受けた。しかし、大学当局からは廃棄命令が出され、同年にゴーリキー・テレビで製作した短編ドキュメンタリー『マリア・ヴォイノワの夏』を卒業製作として提出せざるを得なかった。存在自体が違法となった『孤独な声』は彼と撮影監督のセルゲイ・ユリズジツキーによって秘かに保管され、個人のアパートなどで秘密上映されながら「伝説の映画」となっていた。

その後、1986年からゴルバチョフによるペレストロイカが始まり、『孤独な声』は製作から9年後の1987年に2作目の『痛ましき無関心』(1983年)とともに公開された。『孤独な声』は同年のロカルノ国際映画祭で銅豹賞を受賞し、『痛ましき無関心』は第37回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された。また、『マリア・ヴォイノワの夏』は追加撮影と再編集によって1988年に『マリア』として公開された。日本では1988年に『孤独な声』がコンスタンチン・ロプシャンスキーの『死者からの手紙』と2本立てで公開され、初めてソクーロフの作品が紹介された。

1988年にはストルガツキー兄弟の『世界週末十億年前』を原作とし、中央アジアトルクメニスタンを舞台にした長編劇映画3作目の『日陽はしづかに発酵し…』を発表。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef