アレキサンドリア・ミート
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

キン肉マン > キン肉マンの登場人物 > アレキサンドリア・ミート

キン肉マンII世 > キン肉マンII世の登場人物 > アレキサンドリア・ミート

アレキサンドリア・ミートは、ゆでたまご漫画キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。作中ではミート君と呼ばれることが多い。

同作に多数登場する、人間を遥かに超える能力を持つ「超人」の一人であり、正義超人に属する。
主な特徴

初登場は、第1次怪獣退治編「キン肉星からの使者の巻」。キン肉星シュラスコ族出身の少年で、2 - 3頭身ほどの小柄な体格に、大きな眼鏡が特徴。額にはにくの文字がある。当初はキン肉星からの使者として、地球に残されたキン肉星の王子であるキン肉スグル(キン肉マン)を迎えにやってきた。その後はお目付け役として地球でキン肉マンと同居し、世話係を務める。初期には2人で一緒になって暴れることも多かった。

乳児の頃にキン肉真弓(キン肉大王)から優秀な頭脳を買われ、王子(スグル)のお目付け役として望まれた。ミートの両親は一度は断ったが、正義のためと言われ仕方なく差し出し、キン肉王家にもらわれていった過去がある。このことはミート本人には伝わっておらず、「両親は亡くなり、孤児院で大王に目をつけられ王家にもらわれていった」と教えられていた。美人の長姉ミディアム・レアーと、太っていて不細工な次姉カルビ・レバーがいる。『キン肉マンII世』においては設定変更され、2人ともアレキサンドリア姓となっている。

『キン肉マン』の28年後を描いた続編『キン肉マンII世』では、超人保存装置に入っていたため昔と変わらぬ姿で登場。スグルに引き続きその息子・キン肉万太郎の世話係を務めることになる。

アニメではナチグロンと共にツッコミ役として立ち回り、ハンマーを振り回してツッコミを行うなど過激な描写もあった。顔を大きくして「なぁにバカなことやってるんですかっ!!」とキン肉マンを一喝するのが日常となっている。唯一ナチグロンに対しては敬語を使わず、相棒や友達のような関係となってキン肉マンのお目付け役として互いに苦労を分かち合っている状態。

当初の名前はキン肉ミート[1]。『キン肉マン』ではキン肉族出身と設定されているため[2]、胸には同族の証であるKINマークがある。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、胸にKINマークがあるのはキン肉族の血を引いているためで、キン肉族の養子として受け入れられた理由の1つだと解説されている[3]

ゆでたまごによるとキン肉マンが漫才のボケ役で、相方のツッコミ役として作ったのが最初であるといい、話を転がすのに不可欠の存在であると語る[4]
『キン肉マン』でのミート
超人オリンピック編まで

キン肉星からの使者として、地球に残されたキン肉マンを迎えに現われる。帰ることを拒否するキン肉マンに対し、カプセル超人・ゴーリキとのプロレス勝負で勝つことを条件に突きつけるものの、キン肉マンは勝ってしまう。牛丼で釣り、キン肉星を占拠したキング・トーンと戦わせるものの、キン肉マンが敗れ地球に帰還する。その後はキン肉マンと同居し、彼やアメリカの超人・テリーマンと共に、地球に現われる怪獣と戦ったり、住江幼稚園の保母・二階堂マリに可愛いがられるなどの日々を過ごす。マリに対しては、キン肉マン共々惚れていた。

超人オリンピック以降は、キン肉マンのセコンドとして活動する。それに伴い、自身もキン肉マンの重臣を自称することもあった。親衛隊もおり、タザハマヒロシがミートのパンツを脱がした時に登場し、タザハマに頭突きを見舞うシーンがある。
7人の悪魔超人編

冒頭でバッファローマンハリケーン・ミキサーにより、身体を7つ(頭、胴体、腰、両腕、両脚)にバラバラにされ、人質にとられる。10日間に設定されたタイムリミットの中、ミートを救うために7人の悪魔超人との対抗戦が行われた。キン肉マンと彼に味方するアイドル超人たち(テリーマン、ロビンマスクウォーズマンブロッケンJr.ウルフマンモンゴルマン)の活躍で身体のパーツが奪還され、蘇生する。

バッファローマンにバラバラにされても死なないことについて、原作担当の嶋田隆司は「詳しく考えたらダメです。悪魔霊術かなんか、そんなスゴい技を使っているんですよ、きっとアレは」と語っている[5]。学研の図鑑『キン肉マン「超人」』では、ミートは激しい衝撃を受けるとバラバラになるが、限られた時間仮死状態をキープできる肉体を持つと解説されている[3]
黄金のマスク編

黄金のマスク編では、悪魔六騎士による超人パワー減少から逃れ、キン肉マンのセコンドとして活動する。

第2回超人人気投票では第10位にランク入りしている[6]
キン肉星王位争奪編

キン肉星王大王候補である運命の5王子が現れるが、キン肉マンが真の王位継承者であることを支持し、キン肉マンに従ってキン肉マンチームの一員としてキン肉星王位争奪サバイバル・マッチに参加。1回戦に熊本城で行われたキン肉マンマリポーサ率いる飛翔チームとの戦いで、ミートは初めてリングに上がり直接戦うことになる。体格やパワーの小ささ、実戦経験のなさから侮られていたが、長年に渡って一流の超人たちのファイトを間近で見ていたミートは、彼らの動きを再現するような戦いぶりで、飛翔チーム中堅のミキサー大帝を相手に奮闘。追い詰められながらもバックドロップでミキサー大帝を粉砕し、勝ち星を挙げた。ダメージを受けたまま続戦し、飛翔チーム副将のキング・ザ・100tの技で吹き飛ばされ天井に激突するところを、駆けつけたテリーマンとロビンマスクに助けられた。そして、テリーマンに100トン戦を託し、リングを下りる。

2回戦の姫路城で行われたキン肉マンゼブラ率いる技巧チーム戦では、キン肉マンたちを回復させるため、先鋒に志願。技巧チーム先鋒ザ・マンリキと戦うが苦戦を強いられ、ダウンしたところを超人墓場へ通じる門へ投げ込まれそうになる。しかしその時、超人墓場より生還したウォーズマンが現れ、選手交代となる。ミートは、病院に搬送された。

決勝戦の大阪城で行われたキン肉マンスーパー・フェニックス率いる知性チームとの戦いでは、負傷欠場したテリーマンに代わり中堅に選抜。先鋒のキン肉マン対サタンクロス戦で、サタンクロスの卑劣なやり方に我慢できず乱入しようとするが、サタンクロスの忍法・魔界沼によって底なし沼に沈みそうになる。それを見たサタンクロスの本体・サムソンに助けられ、その後は病院へ搬送される。入院中に現大王・キン肉真弓の特命を受け、キン肉星第8超人病院へ行き、偽の王子の証拠である運命の王子たちの心臓のレントゲン写真を取って来るが、知性チームに捕まる。最後はフェニックスの拘束から脱出し、キン肉マンの王位継承を見届けた。

アニメ『キン肉マン キン肉星王位争奪編』では、原作とは異なり耳ガードとMの文字をあしらった衣装を着用して試合を行った。

嶋田は実際にミートが戦ったらどれくらい強いのかと考えて、飛翔チームとの戦いをキン肉マンとミートだけで団体戦に挑むシチュエーションにしたと語っている[7]
完璧超人始祖編

キン肉マンの指示で正義超人軍として地球に留まり、キン肉マンのお目付け役兼セコンドの任を解かれていた。しかし正義超人と完璧・無量大数軍との抗争が勃発し、キン肉マンが現役復帰したためミートも一時的に復任する。当初はキン肉マンを「スグル大王様」と呼んでいたが、キン肉マンから「王子のほうがしっくりくる」と言われ、以降はこれまで同様「王子」と呼ぶ。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編

冒頭での委員長たちとの会話でキン肉マンのセコンドという立場から独立しなかった理由について語っており、7人の悪魔超人編のバッファローマンとの闘いの一件でキン肉マンに多大な恩義を感じるようになったことと、地球に来て間もない頃にキン肉マンに世話になったことを明かしている。そして、宇宙船に乗り遅れて日本に取り残されたキン肉マンを叱った後、オメガ・ケンタウリの六鎗客に襲撃されたサグラダ・ファミリアへとキン肉マンと共に向かい、スワローズ・ネストでのキン肉マンとパイレートマンの試合ではセコンドを務める。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:62 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef