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アル・ジャロウ
Al Jarreau
ワシントンD.C.にて(1997年)
基本情報
出生名Alwin Lopez Jarreau (アルヴィン・ロペス・ジャロウ)
生誕 (1940-03-12) 1940年3月12日
出身地 アメリカ合衆国 ウィスコンシン州ミルウォーキー
死没 (2017-02-12) 2017年2月12日(76歳没)
ジャンルジャズ、ポップ、R&B、フュージョン
職業歌手
担当楽器ボーカル、パーカッション
レーベルリプリーズ、ワーナー・ブラザース・レコード、GRP、コンコード、ライノ
公式サイト ⇒www.aljarreau.com
アル・ジャロウ(Al Jarreau、1940年3月12日 - 2017年2月12日[1])は、アメリカ合衆国・ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のジャズ・ボーカリスト。ポップ分野でも活躍。
広い声域に、ソフトかつ伸びやかな歌声と卓越したボーカル・テクニックを持ち、中でもスキャットは特技ともいえるほど優れた個性を確立した。 アイオワ大学で心理学を学び、数年間はカウンセラーの仕事をしていた。後にロサンゼルスへ渡り、ジャズ・クラブで歌い始める。1975年にワーナー/リプリーズからデビュー。1978年に『ライヴ・イン・ヨーロッパ』が、1979年に『風のメルヘン』がグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を受賞した。全盛期時代(1981年) 1980年からはジェイ・グレイドンやナイル・ロジャース、ナラダ・マイケル・ウォルデンらのプロデュースの下、AOR/ブラック・コンテンポラリー路線でポップ分野でのヒットも生み、1982年には『ブレイキン・アウェイ』でグラミー賞の最優秀男性ポップ・ボーカル賞と「(Round, Round, Round) Blue Rondo A La Turk」で最優秀ジャズ・ボーカル賞を、1993年には『ヘヴン・アンド・アース』で最優秀R&Bボーカルを受賞した。この功績によりジャズ、ポップ、R&Bの3部門にまたがってグラミー賞を獲得した、最初の個人となる。USAフォー・アフリカにてウィ・アー・ザ・ワールドを歌う 1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、「ウィ・アー・ザ・ワールド」のブリッジ部分(ウィリー・ネルソンの次、ブルース・スプリングスティーンの初回の前)でリード・ボーカルをとった。 1999年にワーナー/リプリーズからヴァーヴ傘下のGRPに移籍。ジャズ寄りの作品も発表している。 2006年にはギタリスト兼ボーカリストのジョージ・ベンソンとの共作アルバム『ギヴィン・イット・アップ
略歴
2010年7月に公演先のフランスで呼吸障害で倒れ、病院に搬送。「重篤な状態」とも報道されたが、順調に回復[2]。9月には日本で元気な姿で公演も行われた。
2017年2月12日、ロサンゼルスの病院で76歳で死去[3]。
功績
グラミー賞
受賞年ノミネート/作品カテゴリー結果脚注
1978年『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 - Look to the RainbowBest Jazz Vocal Performance受賞[4][5]
1979年『風のメルヘン』 - All Fly Home受賞[6]
1981年"Never Givin' Up"Best R&B Vocal Performance, Maleノミネート[7][8]
『イン・ハーモニー セサミ・ストリート』 - In Harmony: A Sesame Street Record (featuring various artists)Best Recording for Children受賞
1982年『ブレイキン・アウェイ』 - Breakin' AwayAlbum of the Year (shared with Jay Graydon)ノミネート[9]
Best Pop Vocal Performance, Male受賞
"(Round, Round, Round) Blue Rondo a la Turk"Best Jazz Vocal Performance, Male受賞
1984年『ジャロウ』 - JarreauProducer of the Year (Non-Classical) (for Jay Graydon)ノミネート[10][11]
Best Engineered Recording - Non-Classical (for Ian Eales, Jay Graydon & Eric Prestis)ノミネート
"Mornin'"Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocal(s) (for David Foster, Jay Graydon & Jeremy Lubbock)ノミネート
"Step by Step"Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocal(s) (shared with Tom Canning, Jay Graydon & Jerry Hey)ノミネート
1985年"Edgartown Groove" (featuring Kashif)Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocalノミネート[12]