アル・オーター
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アル・オーター

アル・オーター(1960年)
選手情報
フルネームアルフレッド・アドルフ・オーター・ジュニア
国籍 アメリカ合衆国
種目円盤投
生年月日 (1936-09-19) 1936年9月19日
没年月日 (2007-10-01) 2007年10月1日(71歳没)
身長193cm
体重127kg
自己ベスト円盤投 : 69m46 (1980年)

獲得メダル

アメリカ合衆国
陸上競技
オリンピック
1956 メルボルン男子 円盤投
1960 ローマ男子 円盤投
1964 東京男子 円盤投
1968 メキシコ男子 円盤投


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アルフレッド・アドルフ・"アル"・オーター・ジュニア(Alfred Adolf "Al" Oerter, Jr.、1936年9月19日 - 2007年10月1日)は、アメリカ合衆国円盤投選手。

オリンピックの陸上競技において史上初めて4大会連続の金メダルを獲得した選手、またオリンピックの同一種目において史上初めて4大会連続の金メダルを獲得した選手として、オリンピックの歴史にその名を刻んでいる[1]
経歴

彼は、いずれのオリンピックでも、決して優勝候補でもなかったのにもかかわらず、オリンピック新記録で金メダルを獲得している。特に、1964年東京オリンピックにおいては、首と肋骨に怪我を負っていながらそれに打ち勝って、自己ベストで金メダルを獲得した。

オーターは、1962年に史上初めて200フィートの壁を突破したのをはじめとして、4回の世界記録を打ち立てるなどの栄誉を残し、1968年メキシコシティーオリンピックで4つめの金メダルを獲得したあと引退した。

しかし、1977年に5つめの金メダルを獲るべく、選手として復帰する。だが、モスクワオリンピックの代表選考では4位に終わり、5回目の代表は惜しくも逃すも補欠となる(結局モスクワオリンピックをアメリカはボイコットをしたので代表にはなれなかった)。しかし、この年(1980年)に彼は43歳で69m46の自己ベストを記録し、かつこの年の世界の最長不倒を記録する。その後、彼はソウルオリンピックに向けてもトレーニングを続けたという。

現役引退後は画家としても活動。身長193cmで一時は体重が136kgもあった巨漢で、晩年は高血圧心臓病に苦しんでいた。
主な実績

年大会場所種目結果記録
1956
オリンピックメルボルン(オーストラリア)円盤投1位56m36
1959パンアメリカンゲームズシカゴ(アメリカ合衆国)円盤投1位58m12
1960オリンピックローマ(イタリア)円盤投1位59m18
1964オリンピック東京(日本)円盤投1位61m00
1968オリンピックメキシコシティ(メキシコ)円盤投1位64m78

出典^ その他の個人種目4連覇達成者はオリンピックで多数の金メダルを獲得した選手一覧#個人連覇を参照

参照

List of multiple Olympic gold medalists in one event
外部リンク

Al Oerter - Olympian and Artist オフィシャルサイト

アル・オーター - 国際オリンピック委員会 (英語)

アル・オーター - オリンピックチャンネル

アル・オーター - Olympedia (英語)

アル・オーター - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)

アル・オーター - 国際陸上競技連盟 (英語)

アル・オーター - National Track and Field Hall of Fame (英語)

アル・オーター - TrackField.brinkster.net (英語)

アル・オーター - Munzinger Sports Archives (ドイツ語)










陸上競技オリンピック金メダリスト – 男子円盤投


1896:  ロバート・ギャレット (USA)

1900:  バウエル・ルドルフ (HUN)

1904:  マーチン・シェリダン (USA)

1908:  マーチン・シェリダン (USA)

1912:  アルマス・タイパレ (FIN)

1920:  エルマー・ニクランダー (FIN)

1924:  クラレンス・ハウザー (USA)

1928:  クラレンス・ハウザー (USA)


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